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500編以上の応募作から、新たな児童文学作品が今年も誕生! 第27回小川未明文学賞、贈呈式開催!!

500編以上の応募作から、新たな児童文学作品が今年も誕生! 第27回小川未明文学賞、贈呈式開催!!
新潟県上越市と小川未明文学賞委員会が主催し、 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、 株式会社学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:碇秀行)が協賛する、 第27回小川未明文学賞の受賞作品が決まり、 贈呈式が去る3月30日(土)に、 小川未明文学館で開催されました。
小川未明文学賞は、 上越市出身の児童文学者、 小川未明の文学精神を継承し、 新しい時代にふさわしい創作児童文学作品を輩出する目的で、 平成3年に創設されました。
新潟県上越市と小川未明文学賞委員会が主催し、 株式会社学研プラスが第9回より、 協賛しています。

今回は日本全国より503作品が集まり、 その中から、 藤村沙希さん(新潟県)の「湊まちの寅吉」(長編部門)が大賞を、 河村一美さん(新潟県)の「昔、 瞽女さんが雁木の町を歩いていたんだよ」(長編部門) が優秀賞を受賞されました。 新潟県からの受賞者は同賞の歴史の中で初となります。
大賞受賞者には、 賞金100万円と記念品の『小川未明童話全集』(大空社)が、 優秀賞受賞者には賞金 20万円がそれぞれ贈られます。

贈呈式は午後2時より、 上越市の村山市長のごあいさつに始まり、 選考委員からの講評を経て、 各賞を受賞された皆様への賞・花束の贈呈が行なわれました。

▲写真左より、  小川未明文学賞委員会・小玉会長、  河村一美さん、  藤村沙希さん、  上越市・村山市長
▲写真左より、 小川未明文学賞委員会・小玉会長、 河村一美さん、 藤村沙希さん、 上越市・村山市長

▲選考委員の佐々木赫子さんからの講評
▲選考委員の佐々木赫子さんからの講評

▲大賞受賞の喜びを語る藤村さん
▲大賞受賞の喜びを語る藤村さん

大賞に選ばれた「湊まちの寅吉」は、 活気溢れる江戸時代の新潟湊を舞台に、 廻船問屋の息子でいたずら小僧の寅吉が、 両親のために、 湊まつりでの芝居に挑む物語です。

選考委員の佐々木赫子さんは大賞作品について、 「一貫して主人公の腕白少年の視点で語らせるため、 ストーリーに揺らぎがなく、 安定感がある。 」と評しました。

藤村さんは「私は上越に居住したことがあり、 その時に、 (作家の)杉みき子先生からご指導を頂いたり、 一緒に勉強する仲間に巡り会えたりしたことがきっかけで、 児童文学の創作を始めましたので、 今回の喜びは格別です。 受賞作品は、 江戸時代の新潟湊のまちを舞台にしたものです。 当時の活気ある湊まちの風景を作品の中で見てみたいと思い、 いろいろ調べながら書きました。 」と語りました。

小川未明文学館 市民ギャラリーでは、 4月24日(水)まで特別展「第27回小川未明文学賞 受賞記念展」が開かれ、 受賞作の講評や受賞者の声などが展示されています。
また、 大賞作品は秋ごろ、 学研プラスより書籍として刊行される予定です。
第27回小川未明文学賞の詳細は下記ホームページもご確認ください。

■小川未明文学館
https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/mimei-bungakukan/

■特別展「第27回小川未明文学賞 受賞記念展」
https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/mimei-bungakukan/27bunngakusyoujusyoukinenn.html

■上越市ホームページ
https://www.city.joetsu.niigata.jp/

■小川未明文学賞ホームページ(学研プラス)
https://gakken-ep.jp/extra/mimei-bungaku/

プレスリリース素材ダウンロード

https://prtimes.jp/im/action.php?run=html&page=releaseimage&company_id=2535&release_id=2139

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