2023年2月14日
京都在住 人気料理研究家・大原千鶴さん初のエッセイ「旨し、うるわし、京都ぐらし」刊行 | |
2019年4月20日(土)発売『旨し、うるわし、京都ぐらし』 | |
世界文化社は、 京都在住の人気料理研究家・大原千鶴さんの初のエッセイ『旨し、 うるわし、 京都ぐらし』を4 月20日(土)に刊行しました。 日常を愛おしむ術、 家族への想い、 料理への愛、 京都ぐらし、 四季折々の料理の心得など、 大原千鶴さんがしなやかな感性で綴る1冊です。 | |
![]() 京都の奥座敷・花背で100年以上の歴史を誇る料理旅館「美山荘」が生家。 小さなころから自然に親しみ料理の心得を学んだという、 大原千鶴さん。 料理研究家としてNHK「きょうの料理」、 NHK BS4K「あてなよる」などにレギュラー出演し、 簡単なのにおいしく心に沁みる家庭料理を提案、 その作りやすさから忙しい女性たちからも多くの支持を得ています。 また、 端正でたおやかなきもの姿とは裏腹に、 酒豪で明るく男前な性格も人気の秘密です。 そんな大原さんの、 日常を愛おしむ術、 家族への想い、 料理への愛、 京都ぐらし、 四季折々の料理の心得など、 日々を丁寧に生きる彼女の魅力が詰まった、 初のエッセイが誕生しました。
![]() ■料理も生き方も頑張り過ぎない 生きることも、 料理することも、 バランスなんですね。 贅沢な材料を揃えて「どうや! 美味しいやろ!」みたいな料理は美味しいけれど、 わたしはちょっと違います。 わたしが目指すのは、 飛び上がるほど美味しいわけではないけれど、 普通の材料なのにどこかしみじみして、 「あ、 もう一度食べたいな」と思う料理です。 仕事や、 家族や友達との付き合いも同じで、 頑張り過ぎない関係が理想です。 (『旨し、 うるわし、 京都ぐらし』本文より) ■あるものを生かす幸せ 京都の人はあるものを生かすのが上手です。 工夫して上手に暮らす。 建物でも、 前の柱が綺麗だったらその意匠を残してセンスよく新しいものと合わせて使うとか、 古布や古裂でも部分取りして違うもんに仕立てるとか。 そんなものを見るのも、 使うのも好きです。 料理でも無駄なく素材が使われている料理をよしとし、 ごちゃごちゃとしたものを嫌います。 (『旨し、 うるわし、 京都ぐらし』本文より)
![]() <刊行概要> 『旨し、 うるわし、 京都ぐらし』 発売日:2019年4月20日(土) 定価 :1,600円+税 発行 :株式会社世界文化社 https://www.sekaibunka.com/ <目次> 第1章 大原千鶴を作ったもの
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