法人用資金管理サービス『Business Financial Management 』を金融機関向けに開発

　『BFM』は、 金融機関がお客さまである中小企業に提供する法人用資金管理サービスです。 大企業では、 キャッシュマネジメントサービスの導入が普及していますが、 中小企業では、 台帳や表計算ソフトの利用などが主流で、 システム化が進んでいないという課題があります。 こうした課題に対し『BFM』を提供することにより、 中小企業は、 日々管理している複数の口座情報をリアルタイムに一元管理をすることができるようになります。

　当社は、 金融機関や企業と新たなサービスづくりを担う「Money Forward X 本部」を立ち上げ、 これまで26の金融機関と連携し、 金融機関向けのお金の見える化サービス『マネーフォワード  for BANK』や、 通帳アプリ『デジタル通帳』の開発提供を行なってまいりました。

　『BFM』を金融機関に提供することで、 金融機関は、 中小企業の資金状況を把握し、 経営状態に合わせて、 融資などのサポートを提供することが可能になります。 一方の中小企業は、 これまであらゆる場所に散らばった資金の情報を集め、 日々の資金管理を行なってきましたが、 銀行窓口での通帳記帳や表計算ソフトへの入力などに、 手間や労力をかけることなく資金の状況を見える化することが可能になります。

　今後当社では、 「中小企業の資金管理に関する課題解決」を軸に、 「資金繰りの見える化」や「将来の資金繰予測」等の『BFM』機能開発を行ない、 各地域の金融機関への提供を進めてまいります。

■『Business Financial Management 』の構想
　将来的には、 銀行を通じてあらゆる金融サービスを『BFM』上で受けられるオンラインプラットフォームの構築を目指しています。 これに向けて当社は、 『BFM』と親和性のある融資や法人向け金融サービスなどを提供する企業との協業を推進いたします。

■『Business Financial Management 』概要
　『BFM』は、 金融機関の法人顧客向け資金管理サービスです。 銀行口座の残高や入出金明細を管理画面上で管理できます。 中小企業は『BFM』を導入することで、 銀行口座情報の自動取得が可能になるため、 通帳記帳をする手間なく最新の情報を得ることができます。
　一方で金融機関側は、 中小企業の資金繰りをリアルタイムで把握できるため※1、 融資などの経営改善に役立つサポートを行うことが可能になります。
※1  口座情報は、 企業が規約に同意した場合のみ、 銀行に提供されます。

＜提供予定の機能＞
（1）銀行口座連携
・保有する銀行口座を連携することで、 各口座の残高・入出金明細の一元管理ができる

（2）入出金明細の無期限保持・検索機能
・入出金明細を無期限に保持できる
・過去の取引明細を検索できる

（3）企業内での情報共有機能
・複数の社員で資金情報の共有ができる

■導入予定の金融機関
金融機関名：岡崎信用金庫
URL： http://www.okashin.co.jp/
提供開始日：2019年秋頃を予定

＜岡崎信用金庫からのコメント＞
お客さまの多くが複数の金融機関とお取引をする中で、 資金管理のために、 それぞれの金融機関に出向いたり、 別々のインターネットバンキングにアクセスすることが、 人手不足の中、 大きなご負担となっています。 本サービスの提供を通して、 岡崎信用金庫では、 お客さまの経理業務のご負担を軽減し、 業務の効率化、 生産性向上をご支援してまいります。

■株式会社マネーフォワードについて
名称 ：株式会社マネーフォワード
所在地   ：東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 ：代表取締役社長CEO 辻庸介
設立 ：2012年5月
事業内容：PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL ： https://corp.moneyforward.com/
主要サービス：
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
ビジネス向けクラウドサービス『マネーフォワード クラウドシリーズ』 https://biz.moneyforward.com/

＜サービス導入希望の方のお問い合わせ先＞
Money Forward X 本部
URL： https://corp.mf-x.jp/