2023年2月14日
本場徳島 阿波おどり開幕!圧巻、総踊り! | |
阿波おどりの本場・徳島市の阿波おどりが8月12日に開幕し、 初日は38万人の来場者が本場徳島阿波おどりを楽しんだ。 令和元年の今年は、 新しい試みがいくつか導入される。 注目は、 阿波おどり振興協会による4つの有料演舞場での「総踊り」。 総踊りとは、 振興協会の所属連14連が合同で流し踊りを行う企画。 全長約100メートルの演舞場に1,000人を超える踊り子が次々と踊り込むさまは圧巻で、 総踊りを見たさにチケットを買い求めるファンも多い。 2007年公開の映画「眉山-びざん-」のクライマックスで総踊りが取り上げられると、 さらにその人気を高めた。 今年はすべての有料演舞場で日替わりで披露する。 初日の会場となったのは紺屋町演舞場。 徳島きっての繁華街のなかにあり、 見物客のアクセスもいい好立地の演舞場。 22時、 超満員の観客が見守るなか、 鳴り物がお囃子を奏でながら入場。 鳴り物だけでも400人を超える大人数で、 その大音量の迫力と一糸乱れぬ美しい演奏に圧倒される。 鳴り物が演舞場の左右に分かれて配置につくと、 いよいよ踊り子が入場。 女踊りの踊り子を先頭に、 男踊り、 女ハッピ踊りがパートごとに一団となって踊り込む。 観客はひいきの連の踊り子や、 知りあいを見つけると、 大きな声援と拍手を送った。 踊り子たちのはち切れんばかりの笑顔が印象的。 踊り子にとっても総踊りは大きな楽しみ。 13日は藍場浜演舞場、 14日は市役所前演舞場、 15日は南内町演舞場で開催される。
有料演舞場のプレミアム化も新しい試み。 通常、 演舞場では有名連のほか企業・職場連や学生連など、 さまざまな連の踊りを見ることができるが、 プレミアム公演は有名連だけが披露されるという内容。 プレミアム公演を見ることができるのは、 市役所前演舞場の第2部。 卓越した技量を持つ有名連の踊りをたっぷりと楽しめるとあって、 客席には大勢の見物客が詰めかけた。 初日は有名連の阿波扇を皮切りに達粋連、 殿様連、 蜂須賀連が次々に踊り込んだ。 また、 徳島県阿波おどり保存協会の6連は、 初めての試みとして総勢350人で合同の流し踊りを披露した。 徳島市の阿波おどりは、 4つの有料演舞場、 3つの無料演舞場のほか、 おどり広場やおどりロードが会場となっている。 また、 そこかしこの街角では数多くの連が即興で輪踊りを行うなど、 街全体が阿波おどりの喧噪に包まれるのも本場ならではの醍醐味。 「踊る阿呆に見る阿呆、 同じ阿呆なら踊らな、 そんそん」とあるように、 阿波おどりは実際に踊ってこそ、 その楽しさが伝わる。 期間中は「にわか連」もあるので、 一般の人が踊りを楽しむことができる。 初日は林家三平、 国分佐智子、 藤田朋子 、 アンジャッシュ児嶋一哉、 島崎和歌子をはじめ多くの芸能人も参加し大きな声援を受け、 盛り上がった。 8月15日までの4日間、 阿波おどり一色に染まる本場の踊り天国を存分に楽しんでほしい。 阿波おどり2019公式ホームページ https://www.awaodori.tokushima.jp
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