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《会期延長》「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡 – THE NATURE OF TIME」九州・御船山楽園でのチームラボの昼間の展覧会、紅葉まつり期間中も開催が決定。12月8日まで。

《会期延長》「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡 – THE NATURE OF TIME」九州・御船山楽園でのチームラボの昼間の展覧会、紅葉まつり期間中も開催が決定。12月8日まで。
アート集団チームラボによる、 御船山楽園(九州・武雄温泉)にて開催中の昼間の展覧会「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡 – THE NATURE OF TIME」は、 11月4日(月・祝)にて終了予定だった会期を、 好評につき12月8日(日)まで延長することに決定いたしました。 11月8日(金)から12月8日(日)まで御船山楽園で行われる「紅葉まつり」と併せて開催されます。 会期延長分のチケットは、 会場でのみ販売されます。

※11月5日(火)から11月7日(木)まで、 本展覧会はお休みです。
※本展覧会をご覧いただくには、 「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡」チケットと、 御船山楽園「紅葉まつり」チケットの両方が必要です。 「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡」チケットのみではご入場いただけません。 両チケットは会場でのみ販売。

毎年恒例の御船山楽園での夜の展覧会「チームラボ かみさまがすまう森 – earth music&ecology」に加え、 今年初めて、 グランドセイコー協賛のもと、 昼間の展覧会「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡 – THE NATURE OF TIME」が開催されました。 昼間の展覧会では、 日没までの時間、 御船山楽園の廃墟や遺跡を回遊しながら、 大規模な作品《廃墟の湯屋にあるメガリス》を含むチームラボの4作品を体験できます。

御船山楽園は、 九州・武雄温泉に1845年に開園した、 国登録記念物の名勝地です。 50万平米にも及ぶ敷地に創られた広大な御船山楽園が、 今年もチームラボの作品群と人々の存在によって、 変容し続ける空間になります。 夜に開催中の「チームラボ かみさまがすまう森 – earth music&ecology」は、 11月4日(月)まで。

展覧会公式URL:  https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen-ruins/
ハイライト動画: https://youtu.be/pWHHM7Ssajc

【チームラボ 本展覧会にこめた想い – 異なる時空が交差する場】

チームラボは、 全ては長い長い時の境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在すると考えています。 にも関わらず人間は自分の人生より長い時間の連続性を認知できないのではないか、 つまり時間の連続性に対する認知の境界があるのではないかと思ってます。

この展覧会は、 樹齢3000年の木がある森、 飛鳥時代や奈良時代の遺跡、 江戸時代に築かれ今なお続く庭園など、 様々な時空を持つ御船山楽園にある廃墟の中で行います。 廃墟もまた、 近代につくられたものが、 わずかに時代が変わったことで使われなくなった、 まるで時間が止まったような時空です。

その廃墟の中に、 それらとはまた時空が異なる存在の作品群を創ることで、 時間の連続性に対する認知の境界を超えて、 様々な時空が交差し重なり合うことが認識できる場を創れるのではないかと思ったのです。

【チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡 – THE NATURE OF TIME 展覧会コンセプト】

異なる時空が交差する場

1845年(江戸後期)に50万平米にも及ぶ敷地に創られた御船山楽園。 敷地の境界線上には、 日本有数の巨木である樹齢3000年以上の神木の大楠があり、 庭園の中心には樹齢300年の大楠がある。 そのことからわかるように、 古来より大事にされてきた森の一部を、 森の木々を生かしながら造った庭園であることが想像できる。 庭園と自然の森との境界は曖昧で、 回遊していく中でいつのまにか森に入り込んだり、 けもの道に出くわしたりする。

森の中には、 超自然的に積み重なった巨石の磐座(いわくら:日本に古くからある自然崇拝(アニミズム)の一種)であったであろう祠がまつられている。 7世紀頃、 日本独特の山岳宗教を創始した役の行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)が、 屏風岩(びょうぶいわ)全面に彫ったとされている高さ23mの巨大な不動尊像が、 御船山の岩壁にある。 また、 後に奈良の大仏をつくる名僧行基が、 約1300年前に御船山に入山し五百羅漢を彫ったとされており、 森の中の洞窟の岩壁には、 行基が直接彫ったと伝えられる仏が今も残る。 森の境界には、 塚崎城石門という城跡などもあり、 森や森の境界には、 様々な遺跡が残る。

我々は、 長い長い時の境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 しかし、 日常では、 なかなかそれを知覚することが難しい。 人間は、 自分の人生より長い時間を認知できないのだろう。 時間の連続性に対して認知の境界があるのだ。

樹齢3000年以上の木が存在する森は、 全く知覚できないほどのゆっくりとした時間の流れで日々変化し、 そして、 それを毎年繰り返しながら、 果てしない長い時間が積みあがった空間である。 森や森の境界に点在する様々な時代の遺跡や、 江戸時代に作られ今なお続く庭園は、 また、 それぞれ異なった時空を持つ。 そして、 庭園の中の廃墟の湯屋は、 近代につくられたものが、 わずかに時代が変わったことで使われなくなった、 まるで時間が止まったような時空である。

様々な時空を持つ御船山楽園にある廃墟の中で、 それらとはまた時空が異なる存在の作品群を創ることで、 時間の連続性に対する認知の境界を超えて、 様々な時空が交差し重なり合うことが認識できる場を創れるのではないかと思ったのだ。

チームラボ かみさまがすまう森 コンセプトムービー: https://youtu.be/p_T7wB4uhrY

【主な展示作品】
廃墟の湯屋にあるメガリス /  Megaliths in the Bath House Ruins 

teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

https://www.teamlab.art/jp/w/megaliths_bathhouse/

地下道の奥の廃墟に舞う群蝶、 そして超越する空間 /  Butterflies Dancing in the Depths of the Underground Ruins, Transcending Space
teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

https://www.teamlab.art/jp/w/butterflies_ruins/

グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち、 レッドリスト  /  Graffiti Nature – Living in the Ruins of a Bathhouse, Red List
teamLab, 2017-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

https://www.teamlab.art/jp/w/bathhouse/

森の中の、 呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、 Fire on Ice /  Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest – One Stroke, Fire on Ice
teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

*「EN TEA House OTORO 応灯楼」に展示
https://www.teamlab.art/jp/ew/spiral_fireonice/

森の中の、 呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、 山の紅葉 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest – One Stroke, Autumn Mountain
teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

*「EN TEA House OTORO 応灯楼」に展示
https://www.teamlab.art/jp/w/spiral-autumn/


【開催概要】
展覧会名:
チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡 – THE NATURE OF TIME
延長会期 : 2019年11月8日 (金) – 12月8日 (日)
会場: 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
時間: 11:30 – 17:00
※入場は第一入門口より
※いずれも入場は閉園時間の30分前まで
入場料:
大人 平日500円、 土日祝700円
中高生 平日400円、 土日祝600円
小学生 平日300円、 土日祝500円
未就学児 無料
※本展覧会は、 御船山楽園「紅葉まつり」と同時に開催されます。
※「紅葉まつり」チケットは、 大人600円。 紅葉まつりのみ、 ご覧いただけます。
※「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡」をご覧いただくには、 「紅葉まつり」チケットと、 「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡」チケットの両方が必要です。 「チームラボ かみさまがすまう森の廃墟と遺跡」チケットのみではご入場いただけません。
※両チケットは会場でのみ購入いただけます。
チケット販売: 御船山楽園
協賛: グランドセイコー
公式URL: https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen-ruins/
公式ハッシュタグ: #teamLab #チームラボ #かみさまがすまう森 #grandseiko
一般のお問合せ: 0954-23-3131(御船山楽園ホテル)

【チームラボ】
アートコレクティブ。 2001年から国際的に活動を開始。 集団的創造によって、 アート、 サイエンス、 テクノロジー、 デザイン、 そして自然界の交差点を模索している、 学際的なウルトラテクノロジスト集団。 アーティスト、 プログラマ、 エンジニア、 CGアニメーター、 数学者、 建築家など、 様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、 アートによって、 人間と自然、 そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。 デジタルテクノロジーは、 物質からアートを解放し、 境界を超えることを可能にした。 私たちは、 自分たちと自然の間に、 そして、 自分と世界との間に境界はないと考えている。 お互いはお互いの中に存在している。 全ては、 長い長い時の、 境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

ニューヨーク、 ロンドン、 パリ、 シンガポール、 シリコンバレー、 北京、 台北、 メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。 東京・お台場に《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設。 2020年秋まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM」を開催中。 2019年11月5日に、 上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。 2020年1月に、 マカオに新ミュージアム開館予定。

チームラボの作品は、 ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、 南オーストラリア州立美術館(アデレード)、 サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、 アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、 ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、 ビクトリア国立美術館(メルボルン)、 アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。

teamLab is represented by Pace Gallery.

チームラボ: http://teamlab.art/jp/
Instagram: https://instagram.com/teamlab/
Facebook: https://www.facebook.com/teamLab.inc
Twitter: https://twitter.com/teamLab_news
YouTube: https://www.youtube.com/c/teamLabART

【グランドセイコー 協賛にこめた想い】
グランドセイコーは、 『THE NATURE OF TIME』をコンセプトに、 日本ならではの“時との向き合い方”を世界に発信する高級時計ブランドとしてグローバル市場で活動を行っております。 このたび、 その活動の一環として世界のアートシーンを牽引するチームラボの「永遠に連続する時間」をアートで表現するコンセプトに共感し当プロジェクトを応援するはこびとなりました。

グランドセイコー公式URL: https://www.grand-seiko.com

プレスリリース素材ダウンロード

https://prtimes.jp/im/action.php?run=html&page=releaseimage&company_id=7339&release_id=663

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