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特集「生誕250年 ベートーヴェン 後期」 月刊「モーストリー・クラシック」1月号発売中

特集「生誕250年 ベートーヴェン 後期」 月刊「モーストリー・クラシック」1月号発売中
産経新聞社発行の月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」1月号は、 3号続いた“楽聖”ベートーヴェン特集の締めくくりで、 タイトルは「生誕250年 ベートーヴェン 後期『第九への道』」です。 公式サイト: http://www.mostly.jp/

「さらなる高み」を目指した1816年から亡くなる1827年までの作品を紹介しています。 「傑作の森」といわれた中期に比べれば、 作品の数は減っていますが、 深化した数々の傑作が残されています。

「第九」と呼ばれる交響曲第9番がウィーンで初演されたのは、 1824年5月7日。 ベートーヴェンはすでに耳が聞こえなくなっていました。 演奏が終わり、 指揮台に立ち尽くしたままだったベートーヴェンは、 ソロを歌った女性歌手に腕を取られ、 客席の方を向き、 聴衆の拍手喝采を見て、 やっと演奏の成功を知った、 というエピソードが残されています。

「ハンマークラヴィーア」と称されるピアノ・ソナタ第29番も、 1819年出版の後期の作品です。 ハンマークラヴィーアはドイツ語でピアノの意味。 4楽章で演奏に約40分かかるこの作品は、 現代のピアニストでも演奏が難しい曲です。 ベートーヴェンの弟子チェルニーによって初演されましたが、 ベートーヴェン自身、 「50年も経てば演奏されるだろう」と豪語したそうです。

発  行 :産経新聞社
発  売 :日本工業新聞社
定  価 :1080円(税込)
お問合せ :モーストリー・クラシック編集室 ☎03-3243-8503

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