2023年2月14日
田中裕子×蒼井優で映画化!『おらおらでひとりいぐも』。63歳新人がデビュー作で芥川賞を受賞、50万部超のベストセラー小説 | |
史上最年長の63歳で第54回文藝賞、 そして同作で第158回芥川賞をダブル受賞した若竹千佐子のデビュー作です。
主人公は、 74歳でひとり暮らしをしている桃子さん。 結婚を3日後に控えた24歳の秋、 東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、 東北の故郷を飛び出します。 身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――住み込みのアルバイト、 周造との出会いと結婚、 二児の誕生と成長、 そして夫の死。 「この先一人でどやって暮らす。 こまったぁどうすんべぇ」 40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で、 ひとり茶をすすり、 ねずみの音に耳をすませるうちに、 桃子さんの内から外から、 声がジャズのセッションのように湧きあがってきて──。 青春小説の対極、 歳をとるのも悪くない、 と思わせてくれる「玄冬小説」です。 ◯超豪華キャスト! 監督は『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督! 主演は現在の桃子役として田中裕子さん、 若い頃の桃子役として蒼井優さんが決定。 二人一役で主人公を演じます。 この女性の一代記を描くに当たり、 最高のキャストが実現しました。 なお田中さんの映画主演は15年ぶり。 田中さんと蒼井さんは今回が初共演となります。 監督は『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督。 原作に惚れ込んだ沖田監督は脚本も自身で執筆されました。
◯50万部超のベストセラー 原作『おらおらでひとりいぐも』は文藝賞選考委員 斎藤美奈子氏に「東京オリンピックの年に上京し、 二人の子どもを産み育て、 主婦として家族のために生き、 夫を送って「おひとりさまの老後」を迎えた桃子さんは、 戦後の日本女性を凝縮した存在だ。 桃子さんは私のことだ、 私の母のことだ、 明日の私の姿だ、 と感じる人が大勢いるはず」と評されたとおり、 発表されるやいなや「これは私の話だ」と幅広い世代の女性から共感を呼び、 50万部超のベストセラーとなりました。 作者の若竹千佐子さん自身も東北地方の岩手県遠野市出身。 この作品に生き生きとした東北弁が用いられていることも大変な話題となり、 多くの地方出身の読者から熱狂的に「これは私の話だ」と熱い感想を寄せられています。 50万人の共感を呼んだ原作は絶賛発売中。 映画は今年2020年公開を予定しています。 映画『おらおらでひとりいぐも』 出演:田中裕子 蒼井優 脚本・監督:沖田修一 原作:若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」(河出書房新社刊) 製作:『おらおらでひとりいぐも』製作委員会 配給:アスミック・エース 公式HP: http://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/ (C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026374/ 特設ページ: http://www.kawade.co.jp/oraora/ ひとり暮らしの桃子さん。 おらの今は、 こわいものなし―― あなたの人生の応援歌、 50万部突破の感動のベストセラー。 【『おらおらでひとりいぐも』関連記事】 63歳主婦のデビュー作がいきなり芥川賞受賞! 『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子さんってどんな人? http://web.kawade.co.jp/bungei/1860/ 『おらおらでひとりいぐも』刊行記念特別試し読み http://web.kawade.co.jp/bungei/1689/ 『おらおらでひとりいぐも』刊行記念特別企画「絵と文でよむ、 主人公・桃子さんの74年」(絵=小幡彩貴) http://web.kawade.co.jp/bungei/1691/ 第54回文藝賞『おらおらでひとりいぐも』刊行記念特別企画「受賞スピーチ全文」 http://web.kawade.co.jp/bungei/1690/ | |
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