2023年2月14日
齋藤 孝の「インプット力」と「アウトプット力」を自らが徹底分析! 期待の新刊『知的生産力』発売。 | |
どのように「知的な情報」をインプットし、 どのように知的なアウトプットに変えていくか。 著者が実践している、 知的生産のすべて。 <はじめに> 人間の脳は、 「単調なことの繰り返し」や「新しさを感じないもの」に対して、 退屈感を覚えます。 校長先生の朝会の講話が「退屈」だと言われるのは、 子どもたちの知的好奇心を満たしていないからです。 私の中学時代の校長先生は、 知的生産の高い先生でした。 校長先生は、 大学で教鞭をとったこともあるルネサンスの専門家です。 朝会ではルネサンスを題材にしながら、 新しい文化を生み出す楽しさや、 思想、 文学、 美術、 建築などの素晴らしさを話してくれました。 私が校長先生の講話に飽きることがなかったのは、 知的な満足感があったからです。 文化人類学者の故・梅棹忠夫氏は、 著書『知的生産の技術』(岩波新書)において、 「知的生産とは、 『頭をはたらかせて、 なにかあたらしいことがら――情報――を、 ひとにわかるかたちで提出すること』」と定義しています。 知的生産とは、 「知的情報を生産すること」であり、 新しさ、 意外性、 気づきをわかりやすく伝えることなのです。 http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2413/ <もくじ> 第1章 今日から始める知的生産──アウトプットを始める前に アウトプットを想定して、 インプットする 先にアウトプットの形を決めると、 インプットの質と量が決まる 扱うテーマが知的であれば、 アウトプットも知的になる など 第2章 アウトプットの基本形──知的な素材をどのようにアレンジするか 「引用+コメント」が、 アウトプットの基本形 すでにある素材をアレンジして、 誰も見たことがない表現を作る 視覚に訴えて、 受け手に強いインパクトを与える など 第3章 ビジネスで使うアウトプット──質の高い仕事をするために 3色ボールペンは最強のアウトプットツール キーワードを早く正しく取り出す技術 メモを習慣にして、 アウトプットの精度を高める など 第4章 働き方のマインドセット──結果を出すために、 どう考えるか 考え方を変えなければ、 知的生産性は変わらない 働き方の3タイプ「労働者」「職人」「芸術家」 準備が整っていなくても、 チャレンジする など | |
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