2023年1月28日
20年前の傑作を初文庫化!「読書メーターおすすめランキング」で堂々2位獲得! 木原音瀬が描く、BLを超越する愛の物語『嫌な奴』が講談社文庫から大好評発売中!【初回限定特典・特別書き下ろし短編付き】 | |
これはいったい、友情か、愛情か、執着か…… | |
「お前が女だったらよかったんだ」 | |
学生時代に杉本の「親友」だった、 粗暴で自己中的な男、 三浦。 病に臥せる三浦を、 杉本は十二年ぶりに病院に見舞う。 そこから再び始まった二人の奇妙な関係は、 不本意な同居生活まで発展する。 杉本は三浦の狂暴な愛に翻弄され、 ついには怒りさえ覚えるようになる。 三浦の執着はいったい友情なのか、 愛情なのか、 執着なのか……。 BLの芥川賞と評された不世出の傑作『箱の中』の作者が、 執拗かつ理不尽な同性同士の愛を描く。
![]() 装画:丹地陽子 定価:本体680円(税別) http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000323090 講談社文庫の名作『美しいこと』が、 3月25日(水)発売のKiss5月号より連載スタート!
![]() 漫画:犬井ナオ 原作:木原音瀬(講談社文庫) 〈講談社文庫 木原音瀬の本〉
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![]() 【著者プロフィール】 木原音瀬(このはら なりせ) 高知県生まれ。 1995年「眠る兎」でデビュー。 不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、 ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。 『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、 「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、 話題となった。 近年は一般文芸作品も手がける。 著書は『箱の中』『美しいこと』『秘密』(以上講談社文庫) 『罪の名前』『コゴロシムラ』(以上講談社) 『さようなら、 と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『捜し物屋まやま』など多数。 | |
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