2023年2月14日
高知県が生んだ幻の地鶏「土佐ジロー」驚愕の旨さの肉も卵も味わえる宿のご紹介 | |
土佐ジローとは高知県原産の天然記念物「土佐地鶏」(オス)と国内在来種の「ロードアイランドレッド」(メス)を父と母にもつ、 肉も卵も食べられる地鶏です。 飼養管理は、 高知県が作成した「土佐ジロー飼養マニュアル」に基づき、 緑餌の給与や放し飼い、 止まり木などを飼養条件とし、 中山間地域における複合経営の一つとして昭和61年から普及を始め、 高知県内のみで飼育されています。 高知にしかいない希少価値の高い鶏は、 肉も卵も濃厚な味わいが特徴です。 | |
![]() 飼育条件 土佐ジローの飼育条件は鶏舎と放飼場の組み合わせによる「放し飼い」。 1平方メートルの中に4羽以下という広々とした自然に近い環境で太陽をさんさんと浴び、 土を引っかいてミミズや虫と一緒に土をついばみ、 ミネラルや微生物を摂取し体調を整えます。 ストレスの少ない鶏らしい暮らしのために、 土の遊び場はとても大切です。 給餌条件 エサは日齢に応じた穀物配合飼料で、 非遺伝子組換品・PHF(収穫後保存のための農薬を使用していない穀物)を使用。 さらに、 野草や野菜の緑餌を食べさせることが義務付けられています。 園芸王国高知らしく、 シシトウやピーマン、 ブロッコリーなど季節ごとの野菜や米等の地元穀物を利用して工夫した自然の恵みで育てます。
![]() 卵の特徴 土佐ジロー卵は、 有精卵です。 (メス20羽に対してオス1羽以上の割合で同居飼育) 一般的な鶏卵と比べ、 かなり小ぶりですが、 卵黄が大きく卵白とのバランスが絶妙で、 味は濃厚で「こく」のある美味しさです。 土佐ジローの卵は、 卵かけご飯にしてもとても美味しく、 高知県内で飲食店や居酒屋のほか、 東京でも提供されています。
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![]() 鶏肉の特徴 鶏肉用に飼育されている土佐ジローは主にオスで、 120~150日間じっくり育てられます。 父方の土佐地鶏は原始的な鶏の形態をとどめているため、 土佐ジローの出荷体重は約1.5kgと小型ですが、 赤みが強く噛めば噛むほど濃厚な旨味が溢れます。
![]() 全国から土佐ジローを食べにお客が集まる宿 高知市内から車で一時間半ほどのところにある高知県安芸市畑山地区で土佐ジローを肉用として専業飼育する唯一の生産者が営む宿。 宿の名物は「土佐ジローのフルコース(要予約)」です。 もも肉をはじめ、 約10種類の部位を味わえる炭火焼きのほか、 すき焼き、 親子丼など生産者だからこそ知り得る旨味を堪能できます。
![]() 【はたやま憩の家】 高知県安芸郡畑山甲982-1 0887-34-8141 定休日:水曜日 営業時間:11時~15時 (宿泊は15時~翌10時)
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![]() 【高知家とは】 2013年より「高知県は、 ひとつの大家族やき。 」のもと、 スタートした高知県のプロモーションです。 7年目の今年のキャッチコピーは「高知は、 やっぱり大家族。 」 高知の魅力は「人」にあり、 その人々が営む当たり前の「日常」の中のモノ・コトにあるという思いを「やっぱり」という言葉に込めました。 「人のあたたかさ、 太陽のような笑顔。 あなたこそが高知の魅力だと言える。 歴史ある海、 みずみずしい食材の宝庫。 美味しさは、 高知の暮らしを象徴する。 恵み雨を引き受ける、 懐の広い森と川。 大自然の恩恵は高知の遊びの代名詞だ。 高知ってどんな場所なのときかれたら、 一言でいえば大家族だと答えるだろう。 あなたの笑顔と、 美味しい食卓と、 心から楽しいと思える日常がある。 高知は、 やっぱり大家族だ。 」 ○高知県公式 高知家webサイト https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/ | |
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