2023年2月14日
#みんな #今まで #家にいてくれてありがとう がんばっている子供たちに物語でお礼! 廣嶋玲子最新作を発売前無料公開!まるで本の工場見学? 製作途中の第1章を校正紙の状態でみせちゃいます!? | |
世界中の子供たちの生活を一変させたコロナ禍。 日本でも緊急事態宣言発令で、 全国の多くの書店、 図書館が閉鎖を余儀なくされ、 たくさんの子供たちが、 家でがんばって、 日々をすごしてくれた。 そんななかで「がんばった子供たちにお礼の気持ちで、 本を届けたい」「今だからこそ、 閉鎖の中で、 本をがんばって届けようとしてくれていた書店さんや、 図書館に感謝を伝えたい」と製作途中ながら、 無料で作品を読んでもらうページが公開された。 本の公開を決めたのは、 「こどもの本総選挙」第4位、 東映アニメ祭りでアニメ公開をひかえる「銭天堂シリーズ」の廣嶋玲子先生。 5月28日 講談社BOOK倶楽部 「怪奇漢方桃印」緊急特別公開ページ URL: https://news.kodansha.co.jp/8281 今回、 公開されるのは、 原稿→初校→再校→念校→完成! の再校にあたるページ。 通常は、 製作途上で、 世間の目に触れることはない。
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![]() ページ占いの部分が、 まだできていなかったり、 これから直す文章もあるかも?という、 まさに本の工場見学状態! いつか作家になりたい子供たちにも興味しんしんの、 本づくりの一環が垣間見られる。 いまのうちに夏休みの宿題を先取りするチャンスになるかも? 今度の主人公は「願いや悩みを解決する魔法の薬」を作れる漢方薬屋さん。 願いをかなえるために、 日本全国各地を飛び回る。 舞台がどこか? 探し当てるのも読む楽しみのひとつになっている。 主人公・桃さんが公開の理由を語ってくれた。 「ぼく、 桃仙翁。 通称、 桃さんなのね。 漢方屋で、 ちょっと他では売ってないようなお薬ばかり扱っているなのね。 本嫌いな子を本好きにさせる薬だって、 ちょちょいと調合できるなの。 ほんとなのね。 そうそう。 『怪奇漢方桃印』以外の本も読んでみてほしいなのね。 だって、 本屋さん、 図書館には、 たくさんが本があるなのね。 「これぞ自分のための本!」という一冊を見つけられたら、 きっと、 お薬を飲むより心が元気になるなのね。 」
![]() 自粛期間の間にあった「世界詩デー」や「図書館記念日」「絵本週間」などのたくさんの本の記念日。 イベントはなくなったけれど、 本屋さんや図書館のひとたちも、 みんなが本を読んでくれることをとても応援してくれている。 #家にいてくれてありがとう #本屋さんありがとう #図書館ありがとう まだ毎日、 学校にいけない子供たちもたくさんいるけれど、 本の世界では、 どこにでもいける! たくさんの本を読んで、 いろんな世界を旅してみよう! 【廣嶋玲子先生から】 新型コロナのせいで、 色々と我慢ばかりの毎日ですね。 こんな時だからこそ、 本で楽しんでもらいたい。 ということで、 「怪奇漢方桃印」の一話をみなさんにお届けします。 まだ発売日前の、 製作途中の作品ですが、 これを読んだ人の心が少しでも元気になることを願っています。 【田中相先生から】 私自身、 読書の時間がとても楽しみで息抜きになっている日々です。 桃さんの活躍をこの機会にぜひ。 【怪奇漢方桃印シリーズ】今夏、 発売が決定している廣嶋玲子最新シリーズ。 願いをかなえる不思議な薬を作れる漢方薬屋・桃さんが、 十二支たちをおともに日本中を飛び回る。
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![]() 『怪奇漢方桃印 いらんかね? 退魔封虫散』(7月6日発売予定) 『怪奇漢方桃印 いかがかな? 相思相愛香』(8月3日発売予定) 作・廣嶋玲子/ひろしまれいこ/神奈川県生まれ。 「水妖の森」で第 4回ジュニア冒険小説大賞受賞、 『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。 代表作に「ふしぎ駄菓子 屋 銭天堂」(偕成社)、 「十年屋」(静山社)、 「妖怪 の子預かります」(東京創元社)などのシリーズがある。 絵・田中相/たなかあい/三重県生まれ。 漫画家。 『千年万年りんごの子』で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。 そのほかの作品に、 短編集『地上はポケットの中の庭』、 長編『LIMBO THE KING』『その娘、 武蔵』(すべて講談社)などがある。 | |
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