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国立大学法人筑波大学附属病院が遠隔医療相談スマホアプリ「LEBER」への医師登録を通じて地域医療をサポート

国立大学法人筑波大学附属病院が遠隔医療相談スマホアプリ「LEBER」への医師登録を通じて地域医療をサポート
茨城県からの要請を受け、地域住民の不安軽減と健康増進を目的に
国立大学法人筑波大学附属病院(以下、 筑波大学附属病院 茨城県つくば市、 院長:原 晃)は、 茨城県からの要請に応じ、 医療相談アプリ「LEBER」(リーバー)を開発・運営する株式会社AGREE(茨城県つくば市、 代表取締役:伊藤俊一郎)への医師登録を通じた当該遠隔医療相談事業に協力を開始します。 筑波大学附属病院に所属する医師(※1)がLEBERの医療相談事業を通じ、 地域住民の不安軽減を図ります。 専用スマートフォンアプリを用いた遠隔医療相談事業への協力は、 国立大学附属病院として初めて(※2)の取り組みとなります。
(※1:筑波大学附属病院のすべての医師が登録しているわけではありません ※2:当社調べ)
 

新型コロナウイルス感染症対策を目的とした茨城県民を対象とする「LEBER」を用いた無償医療相談実施や、 「LEBER for School」を用いた茨城県内複数自治体の公立小・中学校に所属する学童・生徒の体調チェック機能の提供開始などにより、 LEBERの取り扱い相談件数は2020年4~6月にかけて飛躍的に増加しました。 医療相談に対応可能な登録医師数も段階的に拡充しており、 5分以内に約60%、 30分以内に約96%回答という実績を残しています。

今後も健康に不安を感じている地域住民がいつでも相談でき、 内容的にもより充実した医療相談を提供できる体制を確保するため、 茨城県と協議し、 県を代表する特定機能病院である筑波大学附属病院に本遠隔医療相談事業への協力要請を行う運びとなりました。 その結果、 過度な受診控えを解消し、 また逆に不要不急の受診を抑制することで地域医療の持続可能性を高めるというLEBERのコンセプトに筑波大学附属病院が共感を示し、 協力が得られることになりました。

株式会社AGREEの代表取締役CEOの伊藤俊一郎医師は次のようにコメントしています。
「新潟の高校を出て単身つくばの地を踏みしめ早20年が経過しました。 人間としてまた医師として成長を促してくれた地域住民の皆様には感謝の想いしかありません。 私の母校である筑波大学との取り組みを通じ、 1人でも多くの茨城県民の皆様の不安を軽減し、 さらには健康増進に寄与できたらと考えております。 最後に今回の事業を行うにあたり、 筑波大学附属病院の先生方より多くの激励のお言葉を頂いております。 この場を借りてお礼申し上げます」



■国立大学法人筑波大学附属病院について

筑波大学附属病院は、 1976年10月1日に開院した診療科数39、 病床数800を擁する茨城県内最大規模の教育・研究病院で、 常勤・非常勤合わせて約800人の医師が在籍しています。 特定機能病院として高度医療を提供、 がん診療連携/難病診療連携等の拠点病院として指定されています。 高度に専門化された医師、 看護師、 技師の適切かつ統合的なチームによる、 先進的な診療を能率よく受けられる体制、 新しい医療の研究・開発、 優秀な臨床医の養成を目指しています。



■過度な受診控えや不要不急の受診を抑制するトリアージ機能

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、 全国的に過度の受診控えが増え、 長期的な健康被害が危惧されています。 また一方で軽微な感冒症状等での不要不急の受診はクラスター感染発生や、 今後さらなる逼迫が予想される社会保障費適正化の観点より抑制しなければなりませんが、 「医療機関に行く必要があるのか」「対応できる医療機関はどこなのか」「自宅で療養すべきか」など、 地域住民が混乱している実情があります。

LEBERは、 受診が必要な場合は適切な診療科を標榜する医療機関を地図で案内し重症化を予防します。 また軽微な体調不良に対しては自宅で療養する際の注意点の紹介や、 医師の意見を踏まえた市販薬の活用を推進し、 医療従事者の負担軽減と医療費適正化に寄与することも期待できます。 このようないわゆる「トリアージ=振り分け」機能を主眼においた医療相談サービスとして、 今後も広く世の中の認知を得ていく必要があります。



■関東圏18の提携医療機関に、 2,000人以上の医師が在籍

関東圏内の提携医療機関(下記一覧参照)数は筑波大学附属病院を含め18拠点となりました。 これらの拠点には合計2,000人以上の医師が在籍しており、 今後LEBERへの登録を促すことで、 1日に対応できる医療相談可能枠を大幅に拡大することが期待できます。

・総合守谷第一病院(茨城県守谷市)
・竹村内科腎クリニック(栃木県鹿沼市)
・県西在宅クリニック(茨城県古河市)
・松島クリニック (神奈川県横浜市)
・悠翔会クリニック(東京都港区)
・メドアグリクリニック(茨城県つくばみらい市)
・練馬さくら病院(東京都練馬区)
・春日部さくら病院(埼玉県春日部市)
・大河内記念病院(福島県いわき市)
・常盤平中央病院(千葉県松戸市)
・吾妻さくら病院(群馬県吾妻郡)
・さくらライフ錦糸クリニック(東京都墨田区)
・さくらライフ江戸川クリニック(東京都江戸川区)
・さくらライフ市川クリニック(千葉県市川市)
・さくらライフ中野クリニック(東京都中野区)
・さくらライフ新丸子クリニック(神奈川県川崎市)
・さくらライフさがみクリニック(神奈川県相模原市)
・筑波大学附属病院(茨城県つくば市)*
*=新規協力




■LEBERについて
24時間365日スマホで医師に相談ができるアプリです。 現在270人以上の医師が登録されており、 外出自粛等により病院やクリニックに行きにくい方もアプリを通じて医師に気軽に相談することができます。 学校に毎日の検温結果と体調の報告ができる「LEBER for School」、 企業向けに検温・体調報告とストレスチェックを組み合わせられる「LEBER for Business」を提供しています。 株式会社AGREEは、 2020年4月9日より茨城県との共同事業としてLEBERを通じた医療相談サービスを茨城県民に無償提供しているほか、 現在全国を対象に医療相談が無料となるキャンペーンを、 先着約4万回まで実施中です。

 

■株式会社AGREEについて
株式会社AGREEは2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。 どこでも。 誰にでも。 」を信念を掲げ、 すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。

〈会社概要〉
会社名:株式会社AGREE
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL: https://www.leber.jp
事業内容:アプリの企画・開発・運営

<この記事に関するお問い合わせ>
メールアドレス:info@leber.jp

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https://prtimes.jp/im/action.php?run=html&page=releaseimage&company_id=33619&release_id=40

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