2023年2月14日
「日経バーチャル・グローバルフォーラム」6月30日(火)より、アーカイブビデオ期間限定配信開始 | |
第1回は「マイケル・サンデル教授が語る、パンデミック時代の“正義”とは?」 | |
新型コロナウイルスの感染は想定を超えて広がり、 その影響はビジネスや国際情勢、 働き方など隅々に及んでいます。 新型コロナ禍で日本と世界はどう変わるのか。 変化に我々はどのように対応すべきか。 考えるヒントを提供することを目的に、 国内外の知識人や要人がオンラインで講義する「日経バーチャル・グローバルフォーラム」(主催:日本経済新聞社)の第1回が6月26日(金)にライブ配信されました。 | |
第1回の講師として米ボストン郊外の自宅からオンライン登壇したマイケル・サンデル米ハーバード大学教授は、 誰も予想できなかった世界規模の新型コロナウイルスの感染拡大で人々の今までの倫理的価値観や民主主義に対する価値観が揺らいでいると指摘。 今回の新型コロナ禍が「人類が今後、 どのように営みを続けていくのか」といった大命題を投げかけていると訴えました。
新型コロナ禍が影響を与えている3分野として、 1.グローバル化社会、 2.資本主義、 3.民主主義・人々の価値観–を列挙。 これら3分野での影響を考えるために重要なことは、 平常時では気付けなかった「我々が生きるうえでの相互依存の強さ」「市民とは何者か」「同じ社会を生きる人々として社会的連携・共通善(コモングッド)をどう認識すべきか」といった項目に集約されると分析しました。 「米国ではなぜ日本のような国民皆保険の制度が根付かないのか」とのナビゲーターの田中明彦・政策研究大学院大学学長の問いにサンデル教授は「米国に浸透しているマーケット至上主義がこうした制度の普及を妨げている」と回答。 新型コロナ禍の最中に自らの生命に危険を冒してでも人々の社会生活のために働かなければならない医療、 販売、 流通、 清掃などのエッセンシャルワーカーの報酬については、 市場価値の背景にある社会的価値が考慮されておらず、 開かれた議論がなお必要であると視聴者に呼びかけました。 開催前より大きな反響をいただいた第1回のマイケル・サンデル教授の講演が、 6月30日(月)から7月26日(日)の期間限定でアーカイブビデオ配信されることになりました。 第1回 マイケル・サンデル教授が語る、 パンデミック時代の「正義」とは? 【アーカイブビデオ配信開始日】2020年6月30日(火)より ※第1回分は7月26日(日)までの期間限定 【詳細・お申し込み】 https://www.global-nikkei.com/nvgf/ 【一般からのお問い合わせ先】 event@makersmark.co.jp(日経バーチャル・グローバルフォーラム運営事務局) ※第1回の配信にお申し込み、 ご視聴いただいた方も改めてお申し込みが必要です。 今後も、 日本政治、 日米関係、 国際情勢、 経済政策など、 多岐にわたる分野のスペシャリストが登場予定です。 本フォーラムでしか聞くことができない、 揺らぐ世界と未来へのビジョンが語られる講義は必見です。 (第2回、 第3回の開催概要については下記のとおり。 第4回以降の講師については次ページをご参照ください。 ) 「日経バーチャル・グローバルフォーラム」第2回、 第3回 開催概要 第2回 ジョセフ・ナイ(ハーバード大学教授)「日米同盟の活力とは」 第3回 石破茂(元自民党幹事長)「日本政治の行方」 第2回、 第3回共通 【ライブ配信日時】 2020年7月3日(金)午前7時30分~10時(予定) 【詳細・お申し込み】 https://www.global-nikkei.com/nvgf/ 【お申し込み締切】 2020年6月30日(火) 【一般からのお問い合わせ先】 event@makersmark.co.jp(日経バーチャル・グローバルフォーラム運営事務局) ※第1回のライブ配信にお申し込みいただいた方も改めてお申し込み、 ご登録が必要です。 ※第2回、 第3回は連続開催となります。 ※一度のお申し込みで第2回、 第3回をまとめてお申し込みいただけます。 【第2回、 第3回 講師プロフィール】
1958年にプリストン大学で学士号を最優等で取得。 ローズ奨学金でオックスフォード大学に進学した後、 ハーバード大学で政治学博士号を取得し、 1964年から同学で教鞭を執る。 2008年には国際関係学者2700人の投票により米外交政策上最も影響力のある学者に選ばれ、 2011年の調査では国際関係に関して過去20年間で4番目に影響力のある人物に選ばれた。 Foreign Policy誌による「世界の思想家トップ100人」にも選ばれている。 1977-79年に国務次官補および国家安全保障会議核兵器不拡散グループ委員長を兼任。 1993-94年には大統領のために諜報評価を行う国家情報会議議長、 また1994-95年は国際安全保障担当の国防次官補を務めた。
選挙区:鳥取県第1区 当選回数:11回 生年月日:昭和32年2月4日 経歴:地方創生担当大臣 党幹事長(2回) 党政務調査会長 農林水産大臣 防衛大臣 国務大臣 防衛庁長官 【第4回以降の講師とテーマ(予定)】順不同・敬称略 <ビジネス> 竹中 平蔵(東洋大学教授) <国際情勢> ジョン・ハムレ(米戦略国際問題研究所〔CSIS〕所長) <働き方・雇用> 清家 篤(慶應義塾学事顧問) <米中関係> ジム・スタインバーグ(米シラキュース大学教授) <経済政策> 中曽 宏(大和総研理事長) <サイバー> 土屋 大洋(慶應義塾大学教授) <本件に関する記事・報道のお問い合わせ先> 日経バーチャル・グローバルフォーラム広報事務局(共同PR内) 担当:安田 TEL:03-3571-5184 メール:nvgf-pr@kyodo-pr.co.jp | |
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