2023年2月14日
部数減に悩む地方新聞の挑戦!今こそ、地元で働く・暮らすことを考えてみよう!高校生の地元就活を地域住民と一緒に考えるプロジェクトを始動。 | |
群馬県東毛地区を配布エリアとする「桐生タイムス」は、 購読者減少に悩む地方新聞社のひとつです。 2020年7月より、 創刊75周年の挑戦として、 「#桐生で働くって」と名付けた、 桐生エリアで学ぶ高校生に対して、 地元で働く・暮らす・生きてゆくことを改めて考え直し、 地域の大人たちと共に考え、 発信する情報空間を提供するプロジェクトを始動しました。 まず、 Youtube公式チャンネルを開設し、 「#桐生で働くって」問題提起動画を公開。 新聞でも同タイトル特集コーナーを連載開始。 メディアミックスでの広範囲な意見配信の場を創設しました。 Youtube公式チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCfheAKb7yZa-6v6AA_eRxHQ | |
若年層の都市部流出、 新型コロナショックでの経済停滞などにより、 地方都市の衰退は加速するのでしょうか? 一方では、 新しい働き方や生き方が求められているなか、 地方への移住希望者が増加していることも事実です。 また、 情報伝達チャネルが多岐にわたる現代では、 購読者減少に悩む地方新聞が多数存在します。 同様な状況に直面している、 私たち「桐生タイムス」では、 SNSで情報収集する若い世代にも対応し、 このSNS世代が、 地方エリア(地元)で働くことにテーマを絞り、 老若男女様々な方々の声を集めながら、 地域の未来を皆で語り合うステージを創生することを、 創刊75周年の挑戦として始動します。 桐生エリアに住む皆さんが、 自分たちの地元をどのように思っているのか?まとめ上げてみて、 配信し、 語り合う場を創ることにしたのです。 それこそが、 地元に生きる普通の人々の普段の情報を届けることで、 地域に支えていただきながら存続してきた、 地方新聞の新たな使命と考えるからです。
![]() 7月1日 社告
![]() 7月3日 特集記事第1回
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![]() 桐生とはどのようなエリアか 桐生は、 京都西陣と並び称される、 1300年続く、 織物の町として有名です。 江戸時代より家内制手工業が盛んとなり、 昭和中期までは群馬県最大人口の市として栄えていました。 企業数も多く、 「10人集まれば、 社長が1人いる」と言われるほどでした。 そのため、 プライドも高く、 自らを「群馬県人」ではなく「桐生人」と呼び、 桐生市内では、 群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」よりも桐生市のマスコットキャラクター「キノピー」を多く見かけます。 個々人が強いので、 エリアとしてのまとまりが弱い部分もありました。 消滅可能性都市リストにも入っています。
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50名以上の想いがつまった動画完成 「#桐生で働くって」問題提起動画撮影では、 桐生エリアの100名以上にお声がけし、 「桐生で働くってどうですか?」と質問してみました。 そして出来上がった2分50秒の動画には、 50名以上の桐生エリアの方々が登場し、 「桐生で働くことに対する想い」を語ってくれています。
![]() 「#桐生で働くって」プロジェクト
まずは、 「#桐生で働くって」動画をご覧になってください! 現在の桐生タイムス公式チャンネルは、 まだ1本の動画が収容されているのみですが、 ここに集まる皆さんのフリートーク欄コメントにより、 多くの活発で意義ある意見交換の場になることを願っています。 より深いご意見を述べたい方は、 「取材希望」とコメントください。 新聞特集コーナーでの取材候補とさせていただきます! *桐生タイムス 「東毛の一角に政治、 経済、 文化の理想郷を…」桐生タイムス社は1945年(昭和20年)12月10日、 戦後の荒廃した郷土を憂えた木村貞一によって創刊されました。 以来、 中立・公正をモットーに市民とともに歩み、 考える地域紙としての地位を確立しています。 お問い合わせ先 桐生タイムス 小澤 矢口 〒376-8528 群馬県桐生市東4-5-21 TEL.0277-46-2511(代表) E-Mail koukoku@kiryutimes.co.jp | |
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