2023年2月14日
第1回『 Attractive JAPAN大賞』受賞者を発表、大賞は広島の街に残る被曝遺産を地元ガイドと自転車で巡るピースツアー「sokoiko!」が受賞 | |
株式会社地域ブランディング研究所(本社:東京都台東区 代表取締役 吉田博詞)は、 各地域の潜在的な魅力を体験プログラムとして提供している観光関連事業者や地域を表彰する 第1回「Attractive JAPAN大賞」を発表しました。 7月9日に開催された『全国体験観光オンラインシンポジウム ~withコロナ時代のプレミアム化・SDGs対応・ファン獲得策~』の中で受賞者発表を行いましたので、 その内容をお知らせします。 | |
■『Attractive JAPAN大賞』について 地域に潜在的に息づく魅力を体験プログラム化し、 観光地域づくりを牽引する取り組みをされている、 観光関連事業者や地域を表彰する目的で、 今回初めて発表しました。「Attractive JAPAN」では常時300件以上の各地域の体験プログラムを掲載しており、 その中から候補を選出。 関係者の推薦、 ブッキングデータの伸び率、 クチコミ評価、 その地域らしさ、 関係者の熱意、 話題性、 地域貢献度等の総合評価により、 各受賞者を決定しました。 【受賞者紹介】 <大賞> 受賞対象 :話題性や成果・地域貢献性の最も高かった体験プログラム 受賞者 : sokoiko!(株式会社mint)様 掲載プラン:「広島の街に残る被曝遺産を地元ガイドと自転車で巡るピースツアー」 ( https://attractive-j.com/experiences/PKQPWE ) 評価ポイント: 宿泊率、 観光客の消費額の低さを課題としていた広島に対して「宿泊創出」「地域消費創出」という点で大きく貢献しました。 プラン内容としても「広島の過去~現在~未来を巡る」まるで映画のような地域ストーリーを編集されており、 それらを伝えるガイド育成にも力を入れています。 また、 積極的に口コミを集めることで TripAdvisorのエクセレンス認証を1年程度で獲得するまでに至ったことも評価のポイントとなりました。
<地域アイデンティティ賞> 受賞対象 :地域固有の資源を商品化して根付いている体験プログラム 受賞者 : 公益財団法人 修武館様 掲載プラン:「日本のサムライ!武道精神を学ぶ!」 ( https://attractive-j.com/experiences/PK9USU ) 評価ポイント: 230年以上の歴史をもち、 日本三大私設道場の一つである全日本なぎなた連盟の本拠地「修武館」の師範から直々にレクチャーを受けられる体験プログラムを実施。 日本武道の礼法を重んじながら、 古来の伝統文化である剣道・なぎなた・居合道の基本を守り、 日本の精神世界にも触れることができる内容が地域固有の資源を上手に商品化していると評価されました。
<SDGs賞> 受賞対象 :SDGsの観点にも配慮した、 今後の体験観光を牽引する潜在性の高いプログラム 受賞者 : NPO法人 アーキペラゴ様 掲載プラン:「豊かな島の歴史と自然を感じる1dayプライベート豊島ツアー」 ( https://attractive-j.com/experiences/PSHPZB ) 評価ポイント: 瀬戸内海における島民の生活・取り組みや自然環境の持続性を第一に考え、 ツアー内容においても、 参加者と島民が直接交流しながらその想いに触れることができる体験内容となっています。 今後の観光や地域づくりにおいてSDGsの観点が生かされ、 実践されている点で高い評価を得ました。 また、 豊島の”アート”という現代的、 かつ明るい側面だけを取り上げるのではなく、 かつての産業廃棄物処理問題にも触れており、 参加者が環境問題や文化保全について、 自然と考えながら学ぶことができる体験プログラムとして評価されました。
<地域イノベーション賞> 受賞対象:一丸となって切磋琢磨している地域 受賞者 : 株式会社くまもとDMC様 (※本賞は、 「地域」を対象とした賞のため特定の掲載プランはありません) 評価ポイント: 熊本に受け継がれる侍文化を、 次世代に残すための活動を続けています。 熊本城の再建が進められる中、 熊本城を起点に『震災前より活気のある熊本にしたい』という想いで一丸となって活動されていることが評価のポイントとなりました。 また「株式会社」として、 より収益性・継続性を考慮した活動が熊本経済に貢献している点も高い評価を得ました。 今回受賞された事業者及び地域へは順次、 Attractive JAPAN事務局が現地に表敬訪問し、 自治体と共に表彰イベントを行う予定です。
■7月9日に開催した『全国体験観光オンラインシンポジウム』について 第1回「Attractive JAPAN大賞」の発表を行った『全国体験観光オンラインシンポジウム ~withコロナ時代のプレミアム化・SDGs対応・ファン獲得策~」は7月9日に開催しました。
コロナ禍における新しい生活様式等、 さまざまな変化がある中で、 次の時代の観光業を見据えたアクションのための参考情報を提供するべく開催しました。 基調講演では『新しい旅の哲学』というテーマで、 アレックス・カー氏に登壇いただきました。 また、 パネルディスカッションでは『withコロナの観光地づくり・プレミアム化』と『現場最前線!パイオニアのファン獲得策』という2つのテーマで、 観光地域づくりの最前線で活躍される5名に熱い議論を交わしていただきました。
今回ご参加いただいた、 500名を超える視聴参加者の方からは「コロナ禍における体験観光の取り組み方法のコツ」や「オンライン体験の将来像ついて」等、 多くのご質問をいただきました。 ■Attractive JAPANが7月7日にリニューアル、 新ブランドや新機能を追加 「Attractive JAPAN」は7月7日、 サイトデザインを一新しました。 また、 新機能を追加し、 新ブランド「Attractive JAPAN Selection( https://attractive-j.com/premium )」をリリースしました。 リニューアルの概要はこちら: https://chibra.co.jp/2020/07/08/release/ ■会社概要 【会社名】 株式会社地域ブランディング研究所 ( https://chibra.co.jp ) 【所在地】 東京本社:東京都台東区雷門2-20-3 アクアテルースUII8階 広島オフィス:広島県広島市中区鉄砲町1番20号 第3ウエノヤビル2階A号室 【代表者】 代表取締役 吉田博詞 【事業内容】 地域ブランディング事業/インバウンド事業/イノベーション人材事業 訪日外国人向け文化体験予約プラットフォーム「Attractive JAPAN( https://attractive-j.com/experiences )」の運営 『まちの誇りの架け橋』をミッションに、 「地域に眠る魅力を発掘・独自化」「わざわざ行きたいと思わせる体験商品の磨き上げ」「持続的に経営できる人・組織づくり」という3つのアプローチからまちづくりをブランディングし、 より強いまちづくりをサポート。 国内へのアプローチだけでなく、 ターゲットをインバウンドへ広げての商品企画、 「Attractive JAPAN」の運営をはじめとした海外OTAへのプロモーションも実施している。 | |
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