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そもそも「憲法は国家が従うものである」ということを知っていましたか? 『憲法がヤバい 改訂版』が発売です!

そもそも「憲法は国家が従うものである」ということを知っていましたか? 『憲法がヤバい 改訂版』が発売です!
この度『憲法がヤバい 改訂版(ディスカヴァー携書)』が株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(取締役社長:干場 弓子、 本社:東京都千代田区)より発売されました。

昨年の参議院選挙の結果、 与党を含む改憲勢力が全体の3分の2を超え、 いよいよ憲法改正が現実味を帯びてきています。 実際に今年の5月には安倍晋三首相が「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」と発言しました。 憲法改正は最終的に国民投票による過半数の賛成によって決まります。 憲法の第9条「戦争の放棄」については比較的議論が重ねられていますが、 その他にも重要な問題があるのは意外と知られていません。 本書では憲法改正の是非を問う大切なポイントがわかりやすく解説されています。

現憲法と改正草案のどこが違う?
そもそも憲法とは「国民の権利・自由を守るために国家権力を縛るもの」なのです。 ですから現憲法の本質は「国民の基本的人権を保障すること」であり、 国家はそれを尊重すべきとしています。 あくまで憲法の主人公は国民なのです。 ところが自民党の改正草案によると、 「国民は、 国旗及び国歌を尊重しなければならない」「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、 常に公益及び公の秩序に反してはならない」「家族は、 互いに助け合わなければならない」など所々で国民のあるべき姿に言及しています。 つまり、 憲法の主人公が国民から国家に変わったように感じられるのです。 これらは本来の「国家を縛る役目」である憲法の大転換ともいっていい内容です。 それ以外の部分でも、 どこがどのように変わるのか我々にはしっかりチェックする責任があります。

基本的人権の重みが変わる
主人公が国家に変わったことは別の角度からも感じられます。 現憲法の大原則である基本的人権は「人間は生まれながらにして自由かつ平等である」という思想に基づいています。 これが改正草案では基本的人権は「共同体の歴史、 伝統、 文化の中で徐々に育成されてきたもの」という解釈がとられています。 これが妥当な考えなのかについては議論の余地がありますが、 この解釈をとった場合、 基本的人権はまず国家ありきとなり「人類普遍の原理」から格下げされた印象がぬぐえません。 同様に、 基本的人権を「~現在及び将来の国民に対し、 犯すことができない永久の権利として信託されたものである。 」としている現憲法97条が改正草案では改正ではなく削除されている点もたいへん気になります。

改正草案と 共謀罪 の気になる関係
先日「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が成立しました。 この共謀罪を考えるときよく比較されるのが戦前の治安維持法です。 当初この法律は共産主義運動の活発化に備える目的で制定された法律ですが、 のちに自由主義や民主主義の運動にまで取締りの範囲が広げられたという経緯があります。 実は、 憲法の改正草案には次のような規定が追加されています。 「~公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、 並びにそれを目的として結社をすることは、 認められない」この規定の意味するところを考えると、 共謀罪の適用範囲が想定より広がるのではないかという懸念があります。 これもより慎重に検討する必要があるでしょう。

憲法改正の目的
「占領体制から脱却し日本を主権国家にふさわしい国にする」「いまの憲法には国民の意思が反映されていない」等が憲法改正の理由としてよくあげられています。 これらの点についてもしっかり検証する余地があるところだと思います。 かといって、 改憲は何が何でもすべて反対するという姿勢にも問題があるといえます。 大切なことは現憲法の本質を理解した上で「変えるべき点」「残すべき点」をしっかり議論し、 判断することにあると思います。 本書は一人ひとりが憲法改正の問題を考えていくための最良のガイドブックです。

本書の項目
第1章 「憲法の本質」~憲法って何?
第2章 憲法の「3つの基本」
第3章 基本的人権が危ない!?
第4章 さまざまな人権問題はどうなる?
第5章 権力分立は大丈夫か?
終章  憲法改正は、 どうあるべきか?
付録 保存版 日本国憲法

【著者プロフィール】
白川敬裕(しらかわ たかひろ)
1975年福岡県生まれ。 弁護士(東京弁護士会所属)。 原・白川法律事務所パートナー。 東京大学法学部卒。 大学4年在学中に司法試験に合格。 最年少(当時)の24歳で裁判官に任官。 民事訴訟、 医療訴訟、 行政訴訟、 刑事訴訟等の合議事件にかかわる。 民事保全、 民事執行、 令状等も担当。 2003年弁護士に転身。 著書『ビジネスの法律を学べ!』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、 『図解でスッキリ! 民法改正 重要テーマ100』(中央経済社)『本物の勉強法』(ダイヤモンド社)、 『会社の健康リスク対策は万全か』(共著、 フィメック)。

【書籍情報】
タイトル:憲法がヤバい 改訂版
定価:1000円(税抜)
発売日:2017/07/12
判型:新書判・ソフトカバー/256ページ
ISBN:978-4-7993-2126-3
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
ディスカヴァーサイト: http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799321263

【販売サイト】
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4799321269
楽天ブックス: http://books.rakuten.co.jp/rb/15037666/
セブンネット: http://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784799321263
ディスカヴァー・トゥエンティワン: http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799321263
 

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