ゲリラ豪雨検知アプリ『3D雨雲ウォッチ』実証実験を関東エリアへ拡大! |
~隅田川花火大会の公認アプリとして、当日の天気や安全な大会運営をサポート~ |
(株)エムティーアイが運営する天気総合情報サイト『ライフレンジャー』は昨年に続き、 国立研究開発法人情報通信研究機構との共同研究により開発した、 ゲリラ豪雨検知アプリ 『3D雨雲ウォッチ~フェーズドアレイレーダ~』の実証実験を、 7月27日(木)より開始します。 今年で3年目となる実証実験では、 3月より行っている国立研究開発法人理化学研究所(以下、 理研)との共同研究で得られた予測データを用いて、 ゲリラ豪雨のお知らせから避難までの時間を伸ばす試みを行います。 さらに日本無線(株)からのデータ提供により、 対象地域を関東にも拡大しアプリの利用人数を増やすことで、 より多くの意見やデータを収集しサービスの有用性の検証と質の向上を図ります。 また今回アプリを活用した新たな取り組みとして、 「第40回 隅田川花火大会」の公認アプリとして当日の天気や運営のサポートを行います。 |
◆理研との共同研究による予測データを用いてゲリラ豪雨の発生を10分前に通知! 本アプリは、 最先端の気象レーダ「フェーズドアレイレーダ」のデータを用いてゲリラ豪雨の発生をリアルタイムでお知らせするサービスです。 今まで察知が難しかったゲリラ豪雨が発生する可能性を、 瞬時にスマートフォンのプッシュ通知で受け取れます。 過去2年の実証実験では、 プッシュ通知による予測が全体適中率83.0%に対し、 ゲリラ豪雨を回避する行動を取ることができた人は56.0%という結果にとどまったことから、 プッシュ通知をより早く届ける必要があることがわかりました。 この課題を解決するために今年3月より理研と共同研究を開始し、 「フェーズドアレイレーダ」の観測データを「3Dナウキャストシステム※1」を使うことで、 今まで3分半前だったプッシュ通知を10分前にお知らせすることが可能となりました。 今回の実証実験ではプッシュ通知の精度は保ったまま、 ゲリラ豪雨の発生から避難までの時間をより長く確保することで、 利用者が実際にゲリラ豪雨を回避する行動を起こすことができるか検証を行います。 ◆日本無線からのデータ提供でエリアを関東へ拡大!東京都23区でも利用が可能に
![]() 関東でのゲリラ豪雨の発生によるプッシュ通知でのお知らせは3分半前となりますが、 まずは今までよりもたくさんの人に利用をしてもらうことでより多くの実証データを取得し、 さらなるプッシュ通知の精度向上を図り、 有用性・利便性の高いサービスへの発展を目指します。 <『3D雨雲ウォッチ~フェーズドアレイレーダ~』について> ゲリラ豪雨の卵とも呼ばれる雲の中の雨粒がどれくらいの速度で成長し、 地上に落ちてくるかなどの発生・発達状況をリアルタイムで確認でき、 これまでとらえられなかったゲリラ豪雨の予兆が瞬時に分かります。 1. 場所 : 現在地
![]() サービス名:3D雨雲ウォッチ~フェーズドアレイレーダ~ |