ニュースリリースを中心に世の中の最新情報を発信するWebメディア

東京電力、東芝、日本航空、トヨタ、松下電器(パナソニック)。日本を代表する5大企業の底知れぬ闇を暴く──佐高信『巨大ブラック企業』

東京電力、東芝、日本航空、トヨタ、松下電器(パナソニック)。日本を代表する5大企業の底知れぬ闇を暴く──佐高信『巨大ブラック企業』

 

ブラック企業ということばはもはや馴染み深い用語として定着しています。 しかし一般的に大企業とは無縁と受け取られてきました。
しかし本当にそうなのか──。

佐高信『巨大ブラック企業』が9月25日、 河出書房新社(東京都渋谷区・代表取締役社長 小野寺優)より刊行されます。

本書は佐高信による5つの大企業のブラックぶりを暴くテキストと、 それぞれの企業を追ってきた気鋭のジャナーリストとの対談によって構成、 その内実に多面的に迫ります。

・  人々の電気代をもとにマスコミに保守反動言論をつくりあげてきた 「東電」
・ 画一的な人事体制で 社内ファシズムというべき体制を構築して破綻した 「東芝」
・  時の政権に利用し尽くされてきた 政治企業である「日航」
・ 内には優しいが 臨時工や派遣労働者にはきびしい 「トヨタ」
・ 松下教ともいえる宗教的支配をもとにした量産体制で成長してきた「松下(パナソニック)」

──本書ではじめてあきらかにされるその実態は人々を戦慄させずにはおかないはずです。

「ここに取り上げた東京電力、 東芝、 日本航空、 トヨタ、 そして松下電器(パナソニック)をブラック企業と呼ぶ人は多くはないだろう。 では、 ワタミなどに比して、 これらの企業はホワイト企業なのか? むしろ、 ブラック度が濃くて大きい巨大ブラック企業と規定すべきだと私は考えた。 東京電力は東日本大震災による福島第一原子力発電所事故によって、 その闇の部分が底知れぬほど深いことを暴露した。 巨大隠蔽企業とも言うべき体質は他の4社にも共通している」(本書前文より)

【目次より】
第1章 東京電力
東電の知られざるブラックぶり
巨大ブラック企業と及び腰メディア/安全神話をデッチ上げる/帝国の暗黒/何が大事故を生んだか
対談「東電と原発と戦争」斎藤貴男×佐高信
東電がつくった戦後保守論壇/東電のメディア支配/原発推進なら1億円/逮捕された福島県知事/総力戦と電力国家管理/原発事故が起きても他人事/原発はインフラシステム輸出の要/原発と集団的自衛権/東電は帝国主義の特区

第2章 東芝
東芝凋落の根本原因
秘密組織「扇会」の存在/石坂泰三と土光敏夫/職場八分と暴行事件/東芝の軍事技術
対談「ソニーと東芝はどう違うか」辻野晃一郎×佐高信
東芝の粉飾決算/企業は忖度社会/言葉で確認し合うのが基本/東芝の禊研修/個を犠牲にせず、 個を活かす/東芝と原発ビジネス/チャレンジしない人が出世してしまう/優良な半導体ビジネスが犠牲に/問題者をあぶり出す扇会/洗脳する文化/ソニーの自由闊達さ/松下はソニーから盗んだ/毅然として訴訟に臨んだ盛田昭夫/コンテンツビジネスの源流はソニー/フランクにオープンに、 器を示せ

第3章 日本航空
日航は政治企業である
日航が排除した小倉寛太郎/企業内ファシズム/中曽根の奸計/追われた稲盛和夫
対談「日航に注ぎ込まれた国民の税金」森功×佐高信
異様にタカビーな企業/中曽根民活とJAL利権/日航は時の権力者に利用されてきた/アルバイトスチュワーデス問題/地方空港はすべて赤字/日航への桁外れの優遇/今や稲盛教的な会社/切腹誓約書を書かせる/『沈まぬ太陽』の主人公・小倉寛太郎/血税が日航を支える構造

第4章 トヨタ
トヨタ絶望工場の現在
いち早く派遣切りに乗り出す/社員のことは二の次/閉鎖的企業王国/福澤幸雄事件
対談「トヨタ スキャンダル事件史」井上久男×佐高信
トヨタは豊田家のものなのか/挙母市が豊田市に/批判に耳を貸さない体質/田舎企業と忖度/かんばん方式の功罪/下請け会社との関係/手を汚さず派遣切り/ロナルド・ドーアとトヨタのやりとり/奥田碩はまともな経営者か/警察よりもトヨタが強い/飼い慣らされたメディア

第5章 松下電器(パナソニック)
松下PHP教の実態
松下幸之助と本田宗一郎/消費者無視の「経営の神様」/増殖する「幸之助神話」/松下の「宗教的雰囲気」/松下未熟塾の卒業生たち
対談「幸之助と松下電器、 骨肉の昭和史」立石泰則×佐高信
松下は戦犯企業か/幸之助の変わり身の早さ/PHP神話を破壊する/松下には出入り禁止/総会屋と繫がる広報/会議に人事部員が参加/「技術のソニー」の伝説/熟練のエンジニアがリストラされていく/PHP教と根源様/改竄された幸之助の肉声/コンプレックスが生んだ松下政経塾/「お上」意識が抜けなかった幸之助/コンピューターに投資した先見/『AERA』事件はなぜ起きたか/死者を出したストーブ/批判を聞かなければ再生はない

 


*著者プロフィール
佐高信(さたか・まこと)
1945年、 山形県酒田市生まれ。 高校教師、 経済誌の編集長を経て評論家となる。 著書に『わが筆禍史』『魯迅烈読』、 『石原莞爾 その虚飾』、 『湛山除名 小日本主義の運命』、 『抵抗人名録 私が選んだ77人』、 『飲水思源』、 『原発文化人50人斬り』、 『佐高信の昭和史』、 『激論! 安倍政権崩壊』(田原総一朗との対談)など。


【書誌情報】
書名:巨大ブラック企業
著者:佐高信
体裁:46判/208ページ
定価:本体1700円(税別)
発売日:2017年9月22日
ISBN 978-4-309-24823-3
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309248233/



 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です