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まさに足もとから美術を捉え直した大著。椹木野衣著『震美術論』刊行!トークイベントも開催。

まさに足もとから美術を捉え直した大著。椹木野衣著『震美術論』刊行!トークイベントも開催。
装丁の迫力もすごい!美術評論家、椹木野衣氏による、新たな美術史を紡ぎ出す画期的美術評論。
第25回吉田秀和賞受賞『後美術論』に続き、 『美術手帖』2014年3月号から連載された「後美術論 第二部・流浪篇」より全11回を改稿し、 収録した1冊。
宇川直宏氏とのトークイベントも開催!

 


「震災は私が美術に取り組む姿勢に多大な影響を及ぼした」と椹木氏が本書に記したように、 東日本大震災は多くの人々に影響を与える出来事となった。

そもそも日本の歴史を振り返ってみると、 地震、 津波、 噴火、 台風、 土砂災害、 集中豪雨など、 幾度となく自然災害による破壊、 復興、 そしてその反復と忘却を繰り返してきたことがうかがえる。

 その日本列島を、 椹木氏は「悪い場所」名付け、 東日本大震災をひとつのきっかけに「日本列島そのものの地質学的な条件と、 日本美術は、 想像以上に密接な関係を持つのではないか」と考えるようになった。

 「日本列島を繰り返し襲ってきた巨大な自然災害が起こるたび、 多くの人が亡くなり、 行方知れずとなり、 あるいは生き別れとなり、 住処を失い、 悲嘆にくれ、 やり場のない怒りや絶望を抱えながら、 それでも残された者は死者たちを慕い、 敬意を払い、 その存在を追悼し、 心の中にひそかに保とうとしてきたことである。 そのような思いが、 日本列島の美術にはどこかで盛り込まれているにちがいない」。

 日本列島という地質学的条件のもとに、 「日本列島の美術」をほかでもない足もとから捉え直した、 画期的美術評論といえる1冊。


 [本書に登場する災害、 作家たち]
リスボン大地震 / カント / ヴォルテール / ペストの大流行 / 御嶽山噴火 / 関東大震災 / 三陸大津波 / 山下文男 / 飯沼勇義 / 山内宏泰 / 伊勢湾台風 / 赤瀬川原平 / 東松照明 / 瓜生島沈没伝説・慶長豊後地震 / 磯崎新 / 岡本太郎 / 安政江戸地震 / 狩野一信 / 三陸大津波 / 山口弥一郎 / 東南海・三河・昭和南海地震 / 藤田嗣治 / 東日本大震災 / 高山登 / 笹岡啓子 / 畠山直哉 / 村上隆 / Chim↑Pom など

 [刊行記念トークイベント]
椹木野衣、 宇川直宏によるトークイベントを10月1日(日)19時より銀座蔦屋書店にて開催。
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/899-1103470925.html

[書籍情報]
震美術論 9月6日(水)発売
定価 4200円+税
発行元 美術出版社
ご購入はこちら  https://www.amazon.co.jp/dp/456820271X/

 

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