2023年2月14日
モメンタム、電通などと共同で「アドベリフィケーション推進協議会」を発足 |
問題把握と対策強化によって、デジタル広告市場の透明化を支援 |
Momentum株式会社(以下、 モメンタム)は10月17日、 アドベリフィケーション(注1)の取り組みを本格化するために、 株式会社電通、 株式会社電通デジタル、 サイバー・コミュニケーションズ社、 インテグラル・アド・サイエンス社と共同で「アドベリフィケーション推進協議会」を発足しました。 これにより、 日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、 その研究結果を適宜ホワイトペーパーとして一般公表し、 広告出稿時の一助となるような有益なデータの提供を目指します。 昨今、 プログラマティック広告の急速な拡大により広告取引が自動化された一方で、 不透明な広告取引によって発生した不正トラフィックによる広告詐欺や不適切なサイトへの広告表示などの問題が表出しています。 そのような背景から、 デジタル広告業界においては、 取引内容の透明化がより求められています。 こういった問題を解決すべく、 モメンタムでは独自の技術とデータをもとにデジタル広告におけるアドフラウドの検出・排除を、 国内で初めて実現したネットワーク向けアドフラウド(注2)対策ソリューション「BlackHeron」や、 デジタル広告におけるブランド保護を実現するブランドセーフティ(注3)ソリューション「BlackSwan」を提供しています。 モメンタムは、 アドフラウド対策やブランドセーフティにおいて、 世界最高水準の認定団体であるトラストワージーアカウンタビリティグループ(Trustworthy Accountability Group:以下、 TAG)より認定を受けた国内初の企業として、 日本のデジタル広告の健全化を推進してまいりました。 この度、 電通グループなどと連携し「アドベリフィケーション推進協議会」を発足したことで、 国内のアドフラウドの現状を把握し、 先進的なアドベリフィケーションの取り組みが行われている北米をはじめとする欧米諸国との比較も可能となります。 その上で、 国内のメディア・テクノロジー環境に合わせたアドベリフィケーション問題の状況改善およびテクノロジー開発促進に取り組んでまいります。 本協議会では、 アドベリフィケーションを取り巻く問題における手段と目的を明確にし、 アプリ媒体を含んだ問題の現状把握を行いますが、 さらに、 不正のないインプレッションやクリックの計測といった対策手段の観点だけに留まらず、 広告の本来の目的である、 心理や行動への影響を促すための広告パフォーマンスや接触者のインサイト分析、 その示唆となる事例の発表も研究の対象として取り組んでいく予定です。 モメンタムは、 今後も様々な企業と積極的に連携を行いながら、 情報配信・最先端のテクノロジーを取り入れたプロダクトの提供を通して、 日本におけるアドベリフィケーションへの貢献に努めてまいります。
広告主のブランド価値を保護し、 ユーザーが認識できる場所に広告が掲載されるよう配信をコントロールする、 広告価値毀損測定の仕組み。 注2:アドフラウド botなどを使い無効なインプレッションやクリックによって広告費用を騙し取る不正広告のこと 注3:ブランドセーフティ 広告が不適当な掲載場所に表示されることによるブランド毀損を防ぐこと ■「BlackSwan」について http://www.m0mentum.co.jp/service/blackswan.html 広告主のブランドを保護するためのブランドセーフティソリューションです。 機械学習を用いたアルゴリズムにより、 ウェブサイトやブログ記事の内容 をリアルタイムで解析し、 広告主にとってネガティブなコンテンツを特定して自動でスクリーニングし続けます。 ■「BlackHeron」について http://www.m0mentum.co.jp/service/blackheron.html 不正なオンライン広告取引の監視・対策ツールとして国内で初めて提供を開始したアドフラウドソリューションです。 90種類以上の判断基準を組み合わせた独自のアルゴリズムにより算出したフラウドスコアを活用し、 botやコンバージョンしないユーザー・媒体への出稿を回避することができます。 【Trustworthy Accountability Group(TAG)について】 http://tagtoday.net/
米国の「Trustworthy Accountability Group」(TAG)は、 デジタル広告業界における不正行為の防止と安全性向上のため業界をリードする、 世界的認証プログラムを提供しています。 |