2021年3月14日
BS-TBS『Sound Inn “S”』 |
2017年10月21日(土)23時00分から放送~ゲストは、上白石萌音 |
![]() 10月21日(土)の『Sound Inn “S”』ゲストは、 上白石萌音 今月のゲストは、 女優で歌手の 上白石萌音 。 2011年東宝シンデレラオーディションで芸能界入りし、 2015年初主演映画の「舞妓はレディ」で日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。 昨年公開の大ヒット劇場アニメ、 「君の名は。 」でヒロインの声を担当し、 歌手としてカバーアルバムも発売。 そんな彼女の透明感のある天性の歌声をお届けする。 1曲目は、 今年発売のオリジナルアルバムから、 「ストーリーボード」 。 アレンジは、 原曲のアレンジも担当した音楽プロデューサーの 島田昌典 。 原曲とはまた違った今宵限りのアレンジを施して臨む。 初めてテレビでフルコーラスで歌うというこの曲…詞の世界が、 フルコーラスで歌ってからこそ伝わる曲なので、 嬉しいという彼女の世界を感じ取れる1曲である。 2曲目は、 200万枚を超える大ヒットとなった小坂明子のデビュー曲、 「あなた」 をカバー。 同じくアレンジは 島田昌典 。 ウーリツァーという カーペンターズ がよく使っていた楽器でアメリカンなテイストを施して臨むアレンジはいかに…。 上白石 が、 「あなた」 の詞は、 感情に訴えかけてくるように光景が浮かぶので、 その世界を表現できたらと歌う。 女優ならではの表現力のあふれた、 「あなた」 はまさに心に訴えかけてくる一曲となっている。 3曲目は、 ミュージカル、 「レ・ミゼラブル」 から、 「On My Own」 。 アレンジは、 斎藤ネコ 。 彼女がこの曲を選んだ理由は、 初主演映画の、 「舞妓はレディ」 の最終オーディション時に、 課題曲のほかに、 「今ここで何か歌えますか?」と言われて歌った曲で、 その曲で合格にしたと監督に言われ、 自分にとっては人生の変わった曲だからだという。 上白石 の声を聴いた 斎藤 は、 「歌い始めた途端に、 指揮をしている先の、 舞台から先…お客さんに向かって歌ているような感じになる」というみんなに伝わる声の持ち主との評価。 そして、 この曲は、 斎藤 とミュージシャン…そして、 上白石で一夜限りの1曲を仕上げていく様子もしっかりと見せていく。 今宵も、 一夜限りの貴重なサウンドをぜひお楽しみに! ※ 『Sound Inn “S”』 とは 1974年4月~1981年3月に、 TBS系列にて放送されていた音楽番組。 当時もセイコーによる一社提供番組で、 今回も、 現セイコーホールディングスによる、 一社提供番組として、 BS-TBSにて復活を遂げ、 毎月第3土曜日に好評放送中。 <番組HP> http://www.bs-tbs.co.jp/music_stage/sis/ <番組公式Twitter> https://twitter.com/soundinns <今月のゲスト上白石萌音さんからのコメント> 今回選んだ曲はどれも、 わたしにとって大切な曲です。 うち二曲を 島田昌典 さんに、 一曲を 斎藤ネコ さんにアレンジしていただきました。 一曲目の 「あなた」 は、 島田さん が音楽監督を務められた、 『History of Pops』(BS-TBSにて、 2017年10月21日(土)19時から放送) という、 1970年代の曲をカバーするイベントでも歌わせていただいた曲です。 このイベントの時はワンコーラスだけの歌唱でしたが、 一曲を通してのストーリーに心を大きく動かされ、 いつかフルコーラスで歌ってみたいと思っていました。 ぬくもりを肌で感じるような温かいアレンジによってこの曲の美しさや景色、 切実な想いがより一層わたしの中で鮮やかになった気がしました。 心を込めて、 大切に歌いました。 二曲目の 「ストーリーボード」 は、 今年リリースした初めてのオリジナルアルバム、 「and…」 の中に入っている曲です。 作詞作曲を androp の 内澤崇仁 さんに、 アレンジを 島田さん にしていただいたこの曲、 テレビで歌唱するのは初めてです!大切な人へのまっすぐな想いが一曲を通して少しずつ変化しながら描かれている、 わたしにとっても大好きな、 かけがえのない曲です。 今回島田さんのリアレンジによってより爽やかに、 グルーヴィーに生まれ変わった 「ストーリーボード」 、 とても新鮮な気持ちで歌わせていただきました。 最後に 「On My Own」 。 元々ミュージカルが大好きで、 この曲も中学生の頃からずっと歌ってきました。 初主演の映画の最終オーディションで歌った曲でもあり、 そういう意味ではわたしの人生を変えた曲です。 斎藤ネコ さんのアレンジによって、 ミュージカルの世界観を保ちながらもわたしにとって新しい 「On My Own」 が生まれたような気がしました。 ハープで奏でられる前奏の旋律に誘われるように、 すーっと全身が真空状態になり、 歌い終わった時はあり記憶がありませんでした。 何回も歌ってきたこの曲ですが、 そんな経験は初めてで、 忘れられない一瞬でした。 前回の放送を一視聴者として見て、 「わたしもいつか…」 と思っていたわたしにとって、 この日は忘れられない1日になりました。 羨望と憧れを抱いていたスタジオは、 思っていた以上にミュージシャンの方々との距離が近く、 皆さんの息を感じられる密な空間でした。 音楽はみんなで1つの輪になって奏でるものであること、 全ての音や言葉には沢山の意味が込められていること、 そしてわたしはこんなにも音楽が好きだということ、 より強く、 心に刻まれました。 ここには書ききれないほど沢山の感情を覚えた収録の一部始終がオンエアされること、 不安でもあり楽しみでもあります。 (笑) 是非、 楽しみにご覧ください! <プロデューサー服部英司からのコメント> 幼い頃から歌うことが大好きだったという 上白石萌音 。 2014年に、 第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、 2016年には、 ヒロインを務めた劇場アニメ、 「君の名は。 」 が大ヒットするなど女優として目覚ましい活躍を続けてきました。 今回は、 そんな彼女の「歌手」としての魅力をたっぷりとお伝えします。 まず披露するのは、 オーディションで歌う時は必ず選曲するという、 「レ・ミゼラブル」 の名曲、 「On My Own」 。 彼女曰く、 「夢が叶う時や、 一歩踏み出す時、 常にそばにある。 」という曲を 斎藤ネコ とのセッションにより、 表情豊かに歌い上げます。 そして、 73年に小坂明子が歌い大ヒットとなった、 「あなた」 をカバー。 音楽プロデューサー 島田昌典 が、 昭和歌謡にあえて カーペンターズ のようなアメリカン・ポップスのアレンジを加え、 上白石 の明るい表情が映える世界観を作り上げました。 さらに、 7月に発売した初のオリジナル・アルバム 「and…」 から、 島田昌典アレンジの、 「ストーリーボード」 を披露します。 錚々たるアーティストに、 まるで「演じるように歌う」と称され、 彼女が魅せる唯一無二の魅力を詰め込んだ今回の、 『Sound Inn “S”』 。 一夜限りのサウンドを、 是非お楽しみください。 ※放送と曲順が違うことがあります。 <出演> Artist 上白石萌音 Arrange & Wurlitzer & Pianno 島田昌典 Arrange & Conductor 斎藤ネコ Drums 古田たかし E. Bass 大神田智彦 E.Guitar 福原将宜 A.Guita 古澤衛 Celesta にしのえみ Percussion 小野かおり Violin/Top 真鍋裕 Violin 石橋尚子 氏川恵美子 佐原敦子 東山加奈子 岡部憲 Viola 菊地幹代 金孝珍 Cello 遠藤益民 水野由紀 Contrabass 赤池光治 Harp 朝川朋之 Trumpet 中野勇介 Horn 藤田乙比古 Flute 高桑英世 Manipulator 北原靖夫 <ナレーション> 山田杏奈 |