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第1回WOWOW新人シナリオ大賞 受賞作決定!

第1回WOWOW新人シナリオ大賞 受賞作決定!
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、 代表取締役社長 田中 晃、 以下「WOWOW」)は、 優れたシナリオ作品を発掘し、 新人脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、 その映像化を目的に、 今年度から「WOWOW新人シナリオ大賞」を実施しています。
この度、 「第1回WOWOW新人シナリオ大賞」の受賞作品が決定いたしました。 応募総数399編の中から、 大賞1編、 優秀賞3編が選出されました。 結果は以下の通りです。

<第1回WOWOW新人シナリオ大賞 受賞作一覧>

【大賞】
「赤いトマト」 圓岡 由紀恵

【優秀賞】
「姉とおはぎ売れ残り中」 NOINO
「FOREVER 14(フォーエバー フォーティーン)」 藤澤 浩和
「ぼっちのエース」 伊藤 竜也


大賞の圓岡由紀恵氏には賞金500万円、 優秀賞のNOINO氏・藤澤浩和氏・伊藤竜也氏には、 それぞれ賞金100万円を贈答いたします。 また、 今回の大賞受賞作「赤いトマト」については、 2018年度内のドラマ化に向けて制作に入る予定です。

<第1回WOWOW新人シナリオ大賞 選評>
選考委員 前川洋一氏(脚本家)
最終選考に残った作品はいずれもある一定の水準に達していますが、 どこかで見たような設定が多く、 オリジナリティに欠ける印象を受けました。 その中でよりオリジナリティがあり、 読み手の琴線に触れた四作品が最後まで残りました。 大賞の「赤いトマト」は構成もセリフもうまく、 完成度の高い作品でした。 物語の背景には福島第一原発事故があるのですが、 シリアスになりすぎず、 家族の再生を明るく描くことに成功しています。  優秀賞の「FOREVER14」は教師が中学生に変身するというファンタジーで、 少年たちの描き方、 台詞などがみずみずしく好感を持ちました。 キスされて魔法がとけるというアイデアは秀逸ですが、 ラストがうまくまとまらなかったのが惜しい。 同じく優秀賞の「姉とおはぎ売れ残り中」は半径五百メートルぐらいのホームドラマで、 素朴な味わいのある作品で、 うまくまとまっていますが、 逆にこぢんまりすぎて、 少々物足りなさも感じました。 同じく優秀賞の「ぼっちのエース」は一風変わったスポーツ青春物語で、 構成、 セリフなど、 完成度が高いと感じました。 甲子園の感動を、 放課後の校庭というありきたりな日常に強引に持ってきて、 描ききった力業に感心しました。

<プロフィール>
1989年に読売ゴールデンシナリオ賞優秀賞を受賞し、 93年に映画『ゴト師株式会社』でデビュー。 2006年の「大麦畑でつかまえて」(HTB)で、 文化庁芸術祭優秀賞を受賞。 2009年の「空飛ぶタイヤ」(WOWOW)では日本民間放送連盟賞最優秀賞、 ATP賞グランプリ、 東京ドラマアウォード優秀賞を受賞。 2014年度には大河ドラマ「軍師官兵衛」を担当する。 近作では2016年の「沈まぬ太陽」(WOWOW)で日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組優秀賞、 東京ドラマアウォード優秀賞を受賞。

選考委員 羽原大介氏(脚本家)
私に審査員など務まるのかという不安を抱えながら選考に加わった。 結果、 思いもよらぬ設定、 突飛な展開、 新鮮な台詞に多くの刺激を受けた。 「赤いトマト」は全体の空気感、 台詞もグッと来るものが多く、 人間の強さと弱さを描いた力作。 「ぼっちのエース」は設定が秀逸。 人物描写、 展開やシーンの組み立てもうまい。 「姉とおはぎ売れ残り中」は男好きでいい加減なヒロインが魅力的、 おはぎとヒロインの現状をリンクさせた展開が心温まる。 「FOREVER14」は『大人になると忘れてしまう少年の心』という普遍的なテーマをテンポよく展開し、 飽きることなく最後まで読めた。 もちろん『新人』のコンクールであるから、 若干ご都合主義だったり、 荒削りな部分はどの作品にも見受けられる。 しかし可能性は大いに感じることができた。 皆さんの更なる前進を期待しつつ、 私自身も精進せねばと気を引き締めた『初めての審査員』だった。

<プロフィール>
芸能プロダクションのマネージャーの職を経てつかこうへいに師事、 1992年に脚本家デビュー。 主な作品に映画『ゲロッパ!』、 『パッチギ!』、 『フラガール』、 『ゲゲゲの鬼太郎劇場版』、 ドラマ「ダブルフェイス」(TBS-WOWOW共同制作)、 『マッサン』(NHK連続テレビ小説)、 「誤断」(WOWOW)、 『黒革の手帖』(EX)など。 『パッチギ!』で日本アカデミー賞優秀脚本賞、 『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞、 「とんび」(NHK)でモンテカルロテレビ祭最優秀賞、 「ダブルフェイス」で東京ドラマアウォードグランプリを受賞。 自身で旗揚げした劇団『昭和芸能舎』の脚本・演出を担当。

 

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