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産学連携(近畿大学附属高等学校×株式会社ECC)ECCが開発した外国語対話アプリを用いて近畿大学附属高等学校の授業で共同実証実験を行う

産学連携(近畿大学附属高等学校×株式会社ECC)ECCが開発した外国語対話アプリを用いて近畿大学附属高等学校の授業で共同実証実験を行う
6月には、近畿大学附属高等学校の生徒が北野天満宮(京都市)にて訪日外国人にインタビューイベントを実施。アプリによるシミュレーションで対話力を磨き、実際に外国人観光客との対話をもって効果を検証する
プレスリリースPDF版: https://prtimes.jp/a/?f=d16929-20180402-6623.pdf

総合教育・生涯学習機関の株式会社ECC(本社:大阪市北区、 代表取締役社長:山口勝美、 以下ECC)と近畿大学附属高等学校(所在地:東大阪市、 校長:中川京一)は、 対話アプリケーションを使った外国語習得に関する共同実証実験を行います。

これはECCが開発した外国語対話無料アプリ「おもてなCityへようこそ!」を英会話トレーニングツールとして近畿大学附属高等学校3年生の指定クラスに導入し、 北野天満宮(京都市)を訪れる訪日外国人に英語でインタビューをして、 トレーニングの効果を検証するものです。
「おもてなCityへようこそ!」とは、 1人でも英語の対話トレーニングができる自学学習用ツールとして、 AI(人工知能)を組み込み、 「音声認識」「音声対話技術」を利用した対話アプリケーションで、 反射的な対話のトレーニングが可能です。

英語学習において“聞く”“読む”“書く”はできても、 実際に“話す”となると言葉が出にくい日本人が多い中、 このアプリにて外国人との対話練習、 シミュレーションを行うことで、 会話練習不足を補い対話力の向上を目指します。 近畿大学附属高等学校では、 全国に先駆けて、 平成25年(2013年)からiPadを生徒一人一台持つなど、 ICT教育に力をいれています。 また、 英語を通じて、 グローバル社会で活躍できる人材育成を目指しており、 ECCの対話アプリを使って、 共同で実践的な英語学習の環境づくりに取り組みます。

いま社会でも注目されているAI(人工知能)を組み込んだアプリで生徒が対話力向上を図り、 そして実際に外国人観光客へインタビューする姿などを取材いただければと思います。
 

近畿大学附属高等学校では、  2013年からiPadを生徒一人一台持つなど、  ICT教育に力をいれている
近畿大学附属高等学校では、 2013年からiPadを生徒一人一台持つなど、 ICT教育に力をいれている

外国人観光客を相手に英語での対話を体感できるアプリ
外国人観光客を相手に英語での対話を体感できるアプリ


■ おもてなCityへようこそ!(アプリケーション概要)
リリース : iOS版2017年9月28日(木)、 Android版2017年12月14日(木)
対応OS : iOS 10.0以上、 Android 4.4以上
価格 : 無料
公式ホームページ :  https://omotena-city.com/
<ストーリー>
英語学習初心者の主人公になって、 外国人観光客と様々なシチュエーションで対話を行います。 外国人を「おもてなし」しながら、 自ら英語を発することで英語を定着させていきます。 いくつかのストーリーを継続的に体験していくことで、 映画、 小説、 ゲームの世界に入り込んでいくような体感学習を行います。 また、 今回の共同実証実験は、 実験専用のシナリオにて実施いたします。


■ アプリケーションの特長
・実際の話し相手がいなくても、 従来は難しかったひとりでの対話練習ができる
・英語学習初心者の発音でも対話できる(※1)
・発音のレベルが判定できる
・ゲーム感覚で楽しみながらプレイできる
・コンピューター相手の対話なので緊張せず、 制限なくプレイできる
(※1)大語彙連続音声認識エンジンJuliusをベースに名古屋工業大学と共同研究開発

■株式会社ECC総合研究所・マーケティング本部ICT教育技術研究所がアプリを制作
ICT教育技術研究所では、 10年後の教育を見据え人工知能(AI)を駆使した最新の技術を研究しています。 インターネットを活用した授業は、 ECCでも「ECCオンラインレッスン」として提供しています。 これはECCのレッスンを自宅で直接講師から受講するものです。 また、 電子教材も試験的に配布していますが、 ECCが現在行っているレッスンの大半は『人が介在する』ものです。
ICT教育技術研究所が研究しているのは『人が介在しない教育システム』です。 人間でしかできない価値を十分把握したうえで、 機械が実施することでメリットがあると思われるサービスの範囲を明確にし、 そのサービスをシステム(AI など) で行うことを研究しています。
英語力を伸ばすには学校に通って授業を受けるだけではなく、 自身で学習をする時間の確保が必要です。 つまり、 自分で反復練習する時間や外国人との会話量を確保するために、 学校の授業に加え「システムを使っていろいろなシチュエーションを体感し、 実際の会話をたくさん練習してもらいましょう」というのがアプリ開発の背景です。


■株式会社ECC  http://www.ecc.co.jp/
ECCは1962年創業以来、 総合教育・生涯学習機関として様々な教育活動を展開。 55年にわたる実績と信頼を強みに持ち、 外国語教育市場でシェアNo.1(※2)の企業です。 幼児からシニア世代までそれぞれの目的を実現する独自のカリキュラムや教材を導入し、 確かな成果を生み出しています。 語学教育を通じて、 時代にあった“真の国際人”としての資質を兼ね備えた人材を育てることをECCの使命としています。
(※2)「語学ビジネス徹底調査レポート2017」矢野経済研究所


■近畿大学附属高等学校・中学校  http://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/
近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)では、 約2,800人の生徒が校舎からグラウンドまでカバーするWi-Fi環境の中で、 1人1台のiPad(R)を所持しています。 日本の高等学校におけるICT教育のトップランナーとしてiPad(R)を導入し、 セキュリティ面での配慮をしつつも、 できる限り制限を少なくして、 授業に限らず学校生活の中で、 ひとつの文房具として自由に使うという方針で運用しています。 反転授業やプレゼンテーションなどの授業はもちろん、 学校生活のあらゆる場面で生徒がiPad(R)を活用することで、 新しい教育効果が生まれています。 今後も革新的で魅力的な教育や、 ICTの利活用を実現する教育環境の改革を推進します。
また、 実践的な英語力を養う環境づくりにも取り組んでおり、 様々な語学研修プログラムや留学制度、 海外からの留学生の受け入れなど、 生徒が生の英語や海外文化に触れる機会を創出しています。 英語を通じて、 常に世界の動きを見つめ、 グローバル化の進む社会で活躍できる人材の育成を目指しています。


<本資料の配布先>
大阪教育記者会、 大阪府政記者会

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