ニュースリリースを中心に世の中の最新情報を発信するWebメディア

デルタ航空、今秋受領予定のA350型機の順調な組み立て状況を報告

デルタ航空、今秋受領予定のA350型機の順調な組み立て状況を報告

2017年2月24日 *当プレスリリースは、 デルタ航空ニュースサイト「NEWS HUB」に掲載された米国時間2月22日付け記事を、 日本向けに翻訳・補足したものです。


【米国アトランタ、 2017年2月22日】 – デルタ航空(NYSE:DAL)が、 最新のワイドボディ機材として今秋導入予定のA350-900型機は、 現在フランスのトゥールーズにあるエアバス社の組立工場にて、 着々と組みたてが進んでいます。 今週は、 一号機となる機体番号(シップナンバー)3501機に、 デルタ航空のロゴがあしらわれた特徴的なウィングレット*が取り付けられました。 A350型機材の塗装としてはユニークな配色となりました。


胴体部分、 主翼、 尾翼、 およびその他の部品の大部分は、 今年1月にトゥールーズに到着し始め、 デルタ航空に全306席のワイドボディ機を納入完了するまでの数年がかりの作業と、 1機目の最終組立の工程が始まりました。 今後数ヶ月のうちに、 ロールスロイス社製のトレントXWB(エクストラ・ワイド・ボディ)エンジン2基の取り付け作業が行われる予定です。
 

また、 内壁や頭上の荷物棚の取り付け、 業界初となる個室タイプのビジネスクラスの座席「デルタ・ワン」スイートの設置など、 内装の作業が進められます。 そして初飛行の前に、 機体の先端から尾翼部分まで、 デルタ航空の塗装が施されます。

A350-900型機材は、 今年の秋に主に太平洋路線で運航が開始され、 年内に5機を受領する見込みです。 座席数は、 「デルタ・ワン」スイートが32席、 新たに導入予定のプレミアム・エコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」が48席、 エコノミークラス「メインキャビン」が226席の合計306席です。 全座席に個人用機内エンターテインメントシステム「デルタスタジオ」をお楽しみいただける個人用モニターを設置し、 高速通信を可能にする2ku技術を採用した機内Wi-Fiサービス、 頭上には広い手荷物収納棚を設け、 フルスペクトラムLEDライトを採用し、 モダンな機内空間を演出します。


航続距離が長く、 エネルギー効率の良いA350-900型機は、 今年末までに退役が予定されているボーイング747-400型機の後継機となります。 デルタ航空は、 国際線用ワイドボディ機材の更新計画の一環として、 A350型機材を25機発注しており、 A330-900neo型機も2019年から受領予定です。

添付写真:フランスのトゥールーズにあるエアバス社の組立工場にて、 組みたてが進むデルタ航空のA350型一号機、 機体番号(シップナンバー)3501


*ウィングレットとは、 航空機の主翼の先端に取り付けられる部品のことで、 風の抵抗を抑えることにより燃料効率を上げる役割を果たします。 現代的なウィングレットは、 1973年に起きた石油危機に対応するために開発が進んだもので、 様々な形状に進化を遂げてきました。

デルタ航空について
デルタ航空は年間約1億8,000万人以上の搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。 フォーチュン誌の「2017年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2017 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、 7年間で6度目の1位を獲得し、 「世界で最も賞賛される企業」トップ50社にも選ばれたほか、 米ビジネストラベルニュース誌調査で初の6年連続トップに選ばれました。 デルタ航空およびデルタ・コネクションは、 世界57カ国、 323都市に向けてフライトを運航しています。 米国ジョージア州アトランタに本社を置き、 世界で8万人近い従業員を擁し、 800機以上の主要機材を運航しています。 航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーであり、 大西洋路線においてはエールフランス-KLM、 アリタリア-イタリア航空、 およびヴァージン アトランティック航空と共同事業を展開しています。 アトランタ、 ボストン、 デトロイト、 ロサンゼルス、 ミネアポリス/セントポール、 ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、 ソルトレイクシティ、 シアトル、 アムステルダム、 パリ(シャルルドゴール)、 ロンドン(ヒースロー)、 東京(成田)をハブ空港および主要マーケットと位置づけ、 提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。 機内および空港での顧客エクスペリエンスの向上を目指し、 空港施設や機内プロダクトの改善、 サービス向上とテクノロジー導入に数十億ドルを投資しています。 詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です