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往年の銘機をモチーフに最新の技術と音響設計を投入 ブックシェルフ型スピーカーJBL「L100 Classic」新発売

往年の銘機をモチーフに最新の技術と音響設計を投入 ブックシェルフ型スピーカーJBL「L100 Classic」新発売
ハーマンインターナショナル株式会社(本社:東京都台東区、 代表取締役社長:トム・メッツガー)は、 アメリカ カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランド「JBL」から、 1970年代に登場し、 世界中でヒットモデルとなった“L100 Century”をモチーフに、 新開発ユニットや最新音響設計を取り入れて開発したミドルサイズ・ブックシェルフ型スピーカー「L100 Classic(エル100クラシック)」を2018年11月より発売いたします。

今回発売となる「L100 Classic」ブックシェルフ型スピーカーはJBLスタジオモニターのクオリティを持つ家庭用スピーカーシステムとして設計された往年の銘機“L100 Century”の意匠デザインはそのままに、 長年のスピーカー開発において培われた最新の技術と音響設計を惜しみなく投入、 単純な復刻モデルに留まらない新世代のスピーカーシステムです。 低音域用ウーファーにはJBL史上最強の12インチ(300mm)1200FE系ユニットをベースに、 最新技術により更なる低歪化を実現した新開発ユニット「JW300PW-8」を搭載。 中音域には歴代のスタジオモニター4312ファミリーをはじめとする3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーに搭載されてきた5インチ(125mm)ユニットの系譜を受け継ぐ信頼のミッドレンジ・ユニット「105H-1」を、 そして高音域用にはJBL伝統の明るく伸びやかなサウンドのために選択された1インチ(25mm)ピュアチタン・ドームツイーターの最新バージョン「JT025Ti-4」を搭載しています。 それらのユニット群を内部ブレーシングにより強化された堅牢なキャビネットにマウントすることで、 クラシックなデザインを継承しながらも現代のハイレゾ級の高解像音楽データでも100%の音質を引き出すことが可能な音響特性を確保しています。

 最新の技術と音響設計を投入し現代に甦った「L100 Classic」で、 進化したJBLサウンドを心行くまでお楽しみください。

【特長】
■新開発、 低音域用ウーファー・ユニット「JW300PW-8」

Project K2 S5800のために開発され、 スタジオモニター“4428”、 “4429”そして“4312SE”にも用いられたJBL史上最強の12インチ(300mm)ユニット1200FE系ユニットをベースに、 最新技術により小音量から大音量まで更なる低歪化を実現。
・最新の技術解析に基づき、 磁気回路の各構成部品を見直し最適化することで効率を上げ、 誘導インダクタンスを減少させ動作の非直線性を改善。
・JBL独自のSFG磁気回路を構成するショートリングも最新の解析技術を用いて最適化。
より厳密な対象磁界を形成。
・ダンパーデザインにも新たな解析技術を応用し、 大口径ダンパーを新設計。
1200FEに採用のデュアルダンパーよりもさらに大振幅時での動作の対称性を維持。
・リード線の引き出し位置を見直すことで、 大振幅時の錦糸線の動きを最適化。
 ユニットの耐久性を大幅に向上しています。
・高い剛性と動作の安定性を実現した新設計のピュアパルプ・コーンに、 より均一に塗布されたアクアプラス・コーティングにより剛性アップとダンピング向上を実現。

■歴代のスタジオモニターに採用され、 高い信頼を持つミッドレンジ・ユニット「105H-1」
オリジナル“L100 Century”や“4311”~“4312”に搭載されていたLE5系ユニットの伝統を受け継ぐボーカルレンジユニットとして、 “4312E”/“4312SE”にも搭載された信頼の中音域用ユニットを本機にも採用。
・コーン紙裏面外周部にダンピングを施し、 歪みを抑えた質感の高いボーカル再生を果たした軽量パルプコーンを採用。 明瞭度を高め、 ナチュラル・ボイスに磨きをかけています。
・アコーディオン・クロスエッジが明るく明瞭なJBLサウンドを継承しています。
・耐熱性に優れたKaptonボイスコイルボビン採用の25mm径コッパーボイスコイルと、 大型フェライト・マグネット採用の強力な磁気回路により、 優れたダイナミックレンジを獲得。 さまざまなジャンルのソースに適応する高い再生能力を誇ります。
・伝統のスクエアクル(変四角形)フランジ構造のアルミダイキャスト・フレーム採用。 強力な磁気回路を支えながらバッフルと強固に一体化させることで、 優れたレスポンスを生み出します。

■伝統のピュアチタン・ドームツイーター「JT025Ti-4」
JBL伝統の明るく伸びやかなサウンドのために選択された1インチ(25mm)径ピュアチタン・ドームツイーターの最新バージョンを高音域用ユニットとして搭載しています。
・1980年代中旬より、 多くのJBLスピーカーシステムの高音域再生を担ってきたピュアチタン・ドームダイアフラムを採用。 JBLならではの明るく伸びやかなサウンドを踏襲しています。
・アコーディオン・クロスエッジ採用のミッドレンジとのスムーズなつながりを果たすクロスエッジを採用。
・緩やかなカーブを描くフェースプレートが指向性のコントロールと共にミッドレンジとのクロスオーバー帯域におけるエネルギー改善を果たします。

■ユニットのクオリティを最大限に引き出す高剛性キャビネット
・キャビネット外装には伝統のウォールナット突板仕上げを採用。 1インチ(25mm)厚MDFボードと内部V字ブレーシングの採用により、 クラスを超えた堅牢なキャビネットを実現しています。
・バスレフポートのキャビネット内外の開口部に大きなフレアーを設け、 大振幅時における大量の空気の流入出に伴う風切り音(ポートノイズ)を抑えるとともに、 ポートチューニングに伴うQの急激な上昇を抑え低域の強調感を和らげるスリップストリーム・ポートを採用。

■Quadrex Foamフロントグリル採用
・耐候性を高めた新設計のQuadrex Foamフロントグリルを採用。 ブラック(BLK)、 オレンジ(ORG)、 ダークブルー(BLU)の3色のバリエーションをご用意。 お好みの色をお選びいただけます。

■専用スタンド L100 STANDを準備
・L100 Classic 専用にデザインされたスチール製スタンドをご用意。
・ロープロファイル・デザインながら、 仰角を付けることでツイーターの指向性軸をリスニング・ポジションに向け、 周波数レスポンスと音像、 音場の再現性を最適化します。


【主な仕様】
製品名:L100 Classic
形式:正面バスレフ、 ブックシェルフ型
カラー:ブラック、 オレンジ、 ダークブルー
構成:3ウェイ
12インチ(300mm)径ピュアパルプコーン・ウーファー(JW300PW-8)+5インチ(125mm)径ポリマーコート・ピュアパルプコーン・ミッドレンジ(105H-1)+1インチ(25mm)径ソフトエッジ付きピュアチタンドーム・ツイーター(JT025Ti-4)
クロスオーバー周波数:450Hz、 3.5kHz
出力音圧レベル(2.83V/1m):90dB
公称インピーダンス:4Ω
再生周波数特性(-6dB/無響室特性):40Hz-40kHz
推奨アンプ出力(RMS):25W – 200W
寸法(幅、 高さ、 奥行き、 グリル含む):390×637×372mm(グリル含む)
重量:26.7kg
付属品:グリル、 取扱説明書(多国言語)
発売日:2018年11月発売予定
標準価格(税抜):¥228,000-/1本
専用スタンド:L100 STAND: ¥58,000/ペア

JBLについて
美しい外観とプロ・サウンドを両立した家庭用スピーカーの開発を目指して設立。 以来、 世界中のあらゆる音楽が関わるシーンで、 プロアマ問わず信頼され、 愛用され続けている、 世界最大級のオーディオメーカーです。
家庭用超高級スピーカーからイヤホン、 ヘッドホン、 ホームシアターを展開。 また、 トヨタを始めとする車載純正オーディオ、 マルチメディア用などの民生機器から、 世界中の映画館、 スタジアム、 コンサートホール、 そして放送局やレコーディングスタジオなどが対象となる業務用機器を投入しています。 JBLは世界中の競技場で音響システムとして採用されており、 ブラジルワールドカップでは全競技場の6割でJBLの製品が活躍しました。  

ハーマンインターナショナル(米国本社/Harman International Industries, Incorporated)について
ハーマンインターナショナルは、 プレミアム・オーディオ、 ビジュアル、 コネクテッド・カーと、 それらを統合したソリューションを、 自動車、 消費者、 プロフェッショナルの市場に向けて、 設計・製造・販売しています。 弊社のAKG(R)、 Harman Kardon(R)、 Infinity(R)、 JBL(R)、 Lexicon(R)、 Mark Levinson(R)、 Revel(R)を含む主要ブランドは、 オーディオ愛好家やアーティスト、 イベント/コンサート会場などで多く利用され、 称賛を受けています。 また今日では、 弊社のオーディオやインフォテイメント・システムが装備された自動車が世界で5,000万台以上走っており、 弊社のソフトウェアサービスは、 オフィスや家庭、 車やモバイルなどあらゆるプラットフォームにおいて、 何十億台ものモバイル端末やシステムが安全な接続や統合を行えるよう、 支えています。 ハーマンインターナショナルは全世界に約30,000名の社員が在籍し、 2017年3月にて韓国サムスン電子の子会社となりました。

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